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【英国】保守党党首選、メイ内相が最有力:2位以下を大きく引き離す

NNA 7月4日(月)9時0分配信

 英国の次期首相となる与党・保守党の新党首選に向け、テリーザ・メイ内相が大幅にリードしている。3日時点で同相を支持する保守党下院議員は103人となり、2位のマイケル・ゴーブ司法相の25人、3位のアンドレア・レッドソム・エネルギー担当閣外相の24人を大きく引き離している。
 立候補を決めたのは5人で、他にスティーブン・クラブ雇用年金相とリアム・フォックス元国防相がそれぞれ21人と8人の支持を取り付けている。保守党下院議員330人のうち態度を決めていない人が多いが、出馬を断念したボリス・ジョンソン前ロンドン市長の支持者約30人はレッドソム氏の支持に回る見通しという。このため、下院議員の投票により絞られる候補者はメイ氏とレッドソン氏の女性2人となる可能性もある。
 ゴーブ氏とレッドソン氏は、次期首相は国民投票で離脱を訴えた人物になるべきだと主張し、国民投票の運動中に残留派だったメイ氏を批判。これに対してメイ氏は、「国民は単なる離脱派の首相以上の人物を求めている」として、自分であれば残留派と離脱派を統合でき、英国全体のために政権を担えると強調している。
 調査会社ICMが3日公表した保守党支持者への調査でも、次期党首として60%がメイ氏を支持し、ゴーブ氏は10%、レッドソン氏は6%にとどまる。また保守党党員のうち46%が、メイ氏が首相として適任と答えていた。
 党首選は5日に始まり、保守党下院議員の無記名投票により候補者を2人に絞ったうえで、約15万人の党員による郵便投票で決める。結果は9月8日に明らかにされる。

最終更新:7月4日(月)9時21分

NNA