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金本阪神 ノムさん以来15年ぶり最下位…指揮官ブレず「1番上しか見てない」

デイリースポーツ 7月4日(月)7時0分配信

 「中日8-3阪神」(3日、ナゴヤドーム)

 阪神が暗黒時代以来の最下位へと転落した。70試合以上消化時点での6位は2001年以来、15年ぶりの屈辱だ。それでも超変革を進める金本知憲監督(48)の気持ちにブレはない。この時期の順位は「関係ない」と言い切り、あくまで頂点を目指し続ける覚悟を示した。

【写真】満塁弾を浴び、マウンドでうなだれる岩貞

 一気に突き放され、ダメ押しの一発を浴びると、反撃の一手は出なかった。そのまま迎えたゲームセット。竜の背中が遠ざかり、ツバメにも追い抜かれた。金本阪神が単独最下位に転落した。

 70試合以上消化時点での最下位は、01年以来のこと。試合後、報道陣に対応した時点では最下位でなかったが、現状の順位に関して問われた金本監督は、前向きに口を開いた。

 「順位とかじゃなしに、前半の順位はそんなもん、1日で1位から3位、3位から5位とかになって、その時期の順位は関係ない。今はそれはもう、上しか見てないからね、1番上しか」

 目指すところにブレはない。ただ、借金「8」の結果や課題は受け止めている。この日もそうだった。初回、ゴメスの適時打で先制したが続かない。四回に2点を返したものの、より求められるのが勝負どころでの一打、流れを変える一発だ。

 「今日の吉見の状態を考えると、もう少し取れたかなというのはある」と指揮官。本塁打数はリーグ最少の「42」。9安打3得点に対し、中日は満塁弾やソロ弾などで11安打8得点だった。その数字が現状。だからこそ二回1死一塁での、岩貞の送りバント失敗のようなミスが響く。

 「ああいうので流れ変わるから。キャンプからずっとやってきて、ピッチャーのためのバント練習もわざわざ、3回、4回やったのかな、甲子園も入れて。これだけやってるのに。もう1回徹底してやらざるをえない。ただやるじゃなしに、正しい形を理解して反復練習しかない」

 引き分けを挟んで日曜日は8連敗。悪い流れも含めて今の実力。勝敗度外視で選手を選ぶことなく、今の選手がベストメンバー。信頼してグラウンドに送り出すだけだ。

 「北條もそこそこやってるし、北條、高山、キャッチャーも3人ほぼ経験ないか、1軍が。太一もほとんど(1軍の)経験がない中でやらしてるわけだから。原口にしても。それが(今の)ベストだと思ってるから」

 首位・広島まで12ゲームで、2位・中日までは2ゲーム。この日の最下位に大きな意味はないが、現状の課題をどうクリアするか。そこを乗り越えていかないと、次のステップには進めない。

最終更新:7月4日(月)8時50分

デイリースポーツ

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