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「逃げ切りの谷原」健在V 長嶋さん&ドラコン王の後押しも力に

デイリースポーツ 7月4日(月)7時0分配信

 「男子ゴルフ・セガサミーカップ・最終日」(3日、ザ・ノースカントリーGC=パー72)

 谷原秀人(37)=国際スポーツ振興協会=が2バーディー、2ボギーの72で回って通算14アンダーで逃げ切り今季初優勝、ツアー通算12勝目を飾った。これでメジャー最終戦・全米プロ(28~31日)の出場権もほぼ手中に。6月の全米オープン、14日からの全英オープンに続き、自身初の同一年メジャー3連戦が確実となった。2打差の2位はタイヤゴーン・クロンパ(タイ)だった。

 単独首位で迎えた最終日にこれまで逆転負けしたことがない「逃げ切りの谷原」は健在だった。これで通算12勝のうち5度が逃げ切りV。「みんな遠慮してくれてるんじゃないですか」と笑った。

 前日までの好調さは、やや影を潜めていた。4番でボギーが先行し、その後もパッティングが乱れた。ところが、そこに救世主がカートに乗って現れた。大会名誉会長の長嶋茂雄さん(80)だ。「13番を終わったところでした。『応援に来たよ』と」。直後の14番で残り105ヤードの第2打を1メートルにつけて2つ目のバーディー。一気に気分が楽になった。

 救世主はもう一人いる。ドラコン王・安楽拓也プロのレッスン用7枚組DVDを参考に飛距離を伸ばした。前夜、迷った末に会員制交流サイト「フェイスブック」で安楽に友達申請すると、すぐに「ドラコンとゴルフをつなげてくれてありがとう」と返信があった。「まだ伸びしろがありますね。見ていないDVDが5枚あるし」と谷原。体重移動と上半身のリラックスで、強く振ってもコントロールできる打ち方を発見したという。

 前週103位だった世界ランキングが100位以内に入ることは確実で、これにより全米プロの出場が決定的となった。同一年のメジャー3大会連続出場は2001年のプロ転向後初めて。そして国内でも賞金ランクが2位に上がった。「日本でやっている限り、日本人が勝たないと」と、打倒・金庚泰(韓国)にも名乗り。次戦の国内メジャー、日本プロ(7~10日)にも勝って全英オープンへ弾みをつける。

最終更新:7月4日(月)7時27分

デイリースポーツ