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県勢決意新た リオ五輪日本選手団結団式、壮行会

福島民報 7月4日(月)10時10分配信

 3日のリオデジャネイロ五輪日本代表選手団の結団式と壮行会で、福島県内関係の選手や監督は気持ちを高ぶらせた。「大舞台で活躍し、復興へ頑張る県民を後押ししたい」。これまで受けた多くの支援を力にブラジルから元気と感動を届ける決意を新たにした。
 赤色のブレザー、白色のズボンに身を包んだ約300人の選手団の行進が始まると、壮行会会場の東京・代々木第一体育館は約1万人の大歓声と拍手で沸いた。
 自転車競技に初出場する古殿町出身の窪木一茂選手(27)=NIPPOヴィーニファンティーニ、学法石川高、日大卒=は子どもたちが伸ばした手を次々と触った。陸上競技に出場する福島大卒の久保倉里美選手(34)=新潟アルビレックスRC=も笑顔を振りまきながら子どもたちとタッチした。
 フェンシングの橋本寛監督(51)=ネクサス、元川俣高教諭=は壇上で選手団の中央に並んだ。特大スクリーンには決意をうかがわせる真剣な表情がしばしば映った。
 人気デュオ「ゆず」が「栄光の架橋」を熱唱すると涙目になる選手や観客も。全選手団が登壇し「頑張れ、ニッポン」を観客と連呼した。最後に会場の子どもたちが「とどけ、勇気」と大きな声で選手団を励ました。
 選手は退場の際、サインの入ったボールを来場者に投げてプレゼントした。久保倉選手は3度目の壮行会ながら感激した様子だった。いわき市のヘレナ国際乗馬倶楽部でクラブディレクターを務める馬術の細野茂之監督(47)=八王子乗馬倶楽部マネジャー=は「本当に感動した。特に子どもたちから元気をもらった。選手も気分が高まったと思う」と気を引き締めていた。
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 県内関係選手のうち、自転車競技で3度目の出場となる双葉町出身の渡辺一成選手(32)=日本競輪選手会福島支部、小高工高卒=は合宿のため出席しなかった。

福島民報社

最終更新:7月4日(月)11時22分

福島民報