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戦前のいわきの映像に見入る 郷土への思い新た

福島民報 7月4日(月)11時18分配信

 福島県いわき市の戦前の様子を捉えた映像を放映する「16ミリフィルムが映す昭和11年のいわき」は3日、市内のもりたか屋で開かれ、来場者は郷土への思いを新たにした。
 NPO法人ワンダーグラウンド、実行委員会の主催。貴重な映像資料を公開し、市民の郷土愛を育み復興の力にしようと初めて開いた。
 約40人が訪れた。昭和11年4月に完成した磐城高女(現磐城桜が丘高)の小田講堂や昭和13年の県東方沖地震で壊れる前の初代塩屋埼灯台などが映った16ミリフィルムを上映した。磐城平藩主・安藤信正公の像が立つ松ケ岡公園や勿来海岸の波打ち際にある大小の岩「二ツ島」なども収められており、来場者は懐かしの映像にじっくりと見入った。
 16ミリフィルムは市内四倉町の主婦長谷川幾子さん(69)が所有していた。郷土の歴史を調べている地元の自営業緑川健さん(47)が借り受け、復興を目指す市民を元気づけようと映像作品に仕上げた。今後、市内各地で上映会を開く。

福島民報社

最終更新:7月4日(月)11時25分

福島民報