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新人対決、炎天下で懸命アピール合戦 参院選ラストサンデーの岡山選挙区

山陽新聞デジタル 7月4日(月)9時40分配信

 参院選の運動期間中で最後の日曜となった3日、岡山選挙区(改選数1)の3候補は有権者の多い都市部を中心に遊説し、炎天下で懸命のアピール合戦を繰り広げた。ベテラン現職の引退で、2013年の前回に続く新人対決となっている同選挙区。休日の人出を狙って商店街をパレードしたり、住宅地で名前を連呼したりと、10日の投票に向けて浸透を競った。

 岡山県内の衆参選挙区で唯一、非自民が占める改選議席。奪取が悲願の与党、死守したい野党ともに譲れない戦いだ。

 この日朝、岡山市北区の旭川河川敷で開かれた「京橋朝市」の会場では3候補がそろい踏み。県内を拠点とする比例代表の候補者陣営も加わり、入り乱れて来場者や出店者に握手で売り込んだ後、それぞれ遊説に出発した。

 自民党新人の小野田紀美氏(33)は党国会議員や県議、公明党県議らと岡山市南区、早島町、倉敷市などへ。住宅地も細かく回り、スーパー前などで演説を繰り返した。

 岡山市南区の農協前では「経済政策を前に進めることで富を生み出し、社会保障や地方創生、農林水産、子育て支援などに使うことで地域が踏ん張れる日本をつくる」と主張。同行した自民党衆院議員は「安倍政権になって日本全体が明るくなってきたが、まだ百点満点ではない」として、アベノミクスの成果と自公政権の継続を訴えた。

 諸派の幸福実現党新人の田部雄治氏(40)は岡山市南区の商業施設前で「減税による景気回復で社会保障を支える」と述べ、聴衆と握手。玉野市内にも選挙カーを走らせた。

 民進党新人の黒石健太郎氏(32)は岡山市内に活動を集中。買い物客らでにぎわう同市北区の表町商店街では、支援者らとパレードして盛り上げを図った。

 同商店街の百貨店前では「与党は数兆円の公共事業はすぐ決めるが、返済不要の給付型奨学金は決められない。短期目線から未来に責任を持つ政治に切り替える」と強調。党県議は「18歳から投票できる。1票に託してほしい」と若者に向けて支持を求めた。

 夜に倉敷市内で開いた個人演説会には、同党の山尾志桜里政調会長が応援に駆け付けた。

最終更新:7月4日(月)9時40分

山陽新聞デジタル