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「最近おれ“アイス“やってんだよ。」 憧れの先輩が覚せい剤に手を染めた

STORYS.JP 7月4日(月)17時30分配信

『最近アイスやってんだよ。』
(*アイス:覚せい剤の隠語)

清原容疑者につづき、元俳優の高知東生容疑者も覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕され、テレビが再び覚せい剤のニュースで持ちきりです。

もし友人・家族が覚せい剤に手を染めたら、僕たちはどうすればいいんでしょう。

本日は、憧れだった人が覚せい剤に手を染めてしまったある男性の、体験記をご紹介します。

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コミュ症の僕は、女性不信を解消したくてメンズキャバクラの門を叩いた

20代前半、僕はコミュ症や女性不信を解消したくて六本木のメンズキャバクラの門を叩いていた。

ホストではないメンズキャバクラ。

ちょっとカジュアルな接客に料金体系がキャバクラスタイル、指名替えOK、場内指名有りと言う、日本で初めてのメンキャバで働いていた。

映画のプロモーションとコラボレーションしていたので、俳優志望が多かったというのもあり、ビジュアル的にイケてる人がそこそこいたし、六本木のきらびやかで今まで見たことがない世界に毎日が心躍っていた。

直前まで引きこもりをしていたし、女性とは過去に何人か付き合ってはいたけど、包丁沙汰(自分自身が元カレと浮気をしたショックで自分の首に刺そうとした女性がいた…)の恋愛で女性不信を引き起こしていたし、基本的に萎縮タイプのコミュ症なので、それらを解消するにはかなり毒をもって毒を制すような挑戦だった。

入って一ヶ月目、バックヤードで表に出たい新人がグラスをピカピカに磨いている。

もちろん僕も表に出たいけど出れないから磨いている。

先輩のゲロ掃除も僕達新人の仕事だったりもした。

そんなバックヤードの空気は表に出たいけど出れない憤りや、表に出られない理由が分からず不平不満が溜まりまくって暗く沈んだ表情をしているものだから、尚更表に出させてくれないという悪循環が続いていた。

その中で一人呼ばれ二人呼ばれ…僕だけ呼ばれないということも多々あった。

なので、何かを変えないといつまで経っても表に出れないし、顔を売ることも出来なければ指名も取ることも出来ない。

その店は、今考えるとダサいけど名札を付けることになっていて、ナンバーと源氏名が書いてあったので

「◯◯さん、おはようございます!」

「◇◇さん、お疲れ様です!!」

など、名前を呼んでから挨拶するというスタイルに切り替えた。

それからぽつりぽつりと呼んでくれるようになったし、場内指名もその挨拶が功を奏して頂けたりもした。

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最終更新:7月4日(月)17時30分

STORYS.JP