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布袋さん 故郷高崎フリーライブ 心待ち2万5000人大興奮

上毛新聞 7月4日(月)6時0分配信

 「高崎の皆さん、ただいま」―。高崎市出身のギタリスト、布袋寅泰さんが3日、同市高松町のもてなし広場でフリーライブを行い、“凱旋(がいせん)”を心待ちにした市民や全国のファンら約2万5千人を熱狂させた。ライブ前にはアマチュア10組がオーディション決勝に臨んだ。

 布袋さんはヒット曲「スリル」など、アンコールを含め10曲を演奏。最新シングル「8BEATのシルエット」では、「14歳の布袋少年がこの街で夢に出合い、いまだに追い掛けている。そんな人生を古里の景色とともに歌った曲です」と語り、熱く歌い上げた。アンコールはBOOWY時代の名曲を披露し、会場を沸かせた。

 ライブには子どもから中高年まで幅広い層が来場。市によると、会場内に約1万人、会場外にも約1万5千人が集まった。知人の女性3人と最前列でステージを楽しんだ高橋育代さん(48)=同市下豊岡町=は、アマチュア時代のBO?WYの演奏を今でも鮮明に覚えている熱烈なファン。「久しぶりにライブ演奏を聴いたが、とてもかっこよかった」と興奮気味に語った。

 中学生時代からのファンという中島洋さん(40)=同市倉賀野町=は長男の大輝ちゃん(5)と参加し、「地元で演奏する姿に感激した。夢をひたむきに追い掛ける布袋さんの姿を息子にも感じてもらえたらうれしい」と話した。

 ライブは、市営のプロ専用スタジオ「TAGO STUDIO TAKASAKI」が初めて開いたアマチュアミュージシャンのオーディション「MUSIC FESTIVAL2016」の一環で開かれた。

 布袋さんのライブを前に行われたオーディション決勝では、前日の予選を通過した10組が熱いステージを展開。シンガーソングライター部門の小玉しのぶさん(大阪府高槻市)が最優秀賞に選ばれ、同スタジオでレコーディングする権利を得た。トロフィーを手にした小玉さんは「(最優秀賞が)自分とは考えていなかった」と戸惑いながら話し、「ギター1本でとった!」と喜びを爆発させた。

 音楽プロデューサーで同スタジオ運営責任者の多胡邦夫さんは「若い人の夢の道筋をサポートしたいと、富岡賢治市長と相談してイベントが実現した。皆さんが集まってくれたおかげで、(オーディション参加者は)一生忘れられない夢を見られたと思う」と観客に感謝した。

最終更新:7月4日(月)6時0分

上毛新聞