ここから本文です

冷気が吹き出すミステリー 永野の風穴 佐賀・武雄

佐賀新聞 7月4日(月)10時53分配信

「天然のクーラー」山開き

 山肌に築かれた石の洞窟から冷気が吹き出す武雄市若木町の「永野の風穴(かざあな)」で3日、山開きがあった。安全を祈願した参加者が風穴を訪ね、不思議な自然の風を体感していた。

 風穴は石垣で組まれた部屋のような構造で8畳ほどの広さ。江戸時代初期に佐賀藩岡部領の領主がつくらせたとされる。地下が天然の氷で覆われ、岩のすき間から冷気が漏れ出ているとされる。洞窟の中は夏でも8度前後に保たれている。7年前からミステリースポットとしてPRを始め、周辺整備を進めている。

 山開き式では約70人が安全を祈願。永野の風穴保存会の緒方靖章会長は「今年は遊歩道整備もさらに進み、のぼり旗も作ることができた。全国に情報発信していこう」と呼びかけた。

 風穴は国道498号川古交差点を東進して県道多久若木線に入り、1.5キロほど行くと左手に案内看板がある。問い合わせは緒方会長、電話090(8915)6512。

最終更新:7月4日(月)10時53分

佐賀新聞