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月面で建設資材を現地生産。東急建設などが共同研究

ニュースイッチ 7月4日(月)8時50分配信

災害対応、砂漠地帯への応用も

 東急建設、東京都市大学、日東製網の研究グループは、月面で建設資材を現地生産する技術に関して共同研究を始めた。月面の砂と地上から供給する材料を使い“れんが”のように固めた建設資材を製造する。処理する原料の量の目安は1日当たり1トン以上。2016年度中にシステム全体と要素技術の概念設計を、18年度には要素技術に関する実験や試作試験などを行う計画。
 
 月面開発を行うには人が滞在する基地が必要で、宇宙放射線や隕石(いんせき)などから人や機材を保護する必要がある。そのため東急建設技術研究所は、月面基地の周囲に砂が入った土のうを積み上げ、防護壁を築く「ルナー・テキスタイル工法」を開発。今後、れんが状に固めた建設資材を作製できれば土のうに使う袋が不要になり、地球から輸送する建設資材の材料を減らせる。

 セメントや水がほとんどない月面で建設資材を製造する技術は、地上での製造にも応用が可能。火山灰の減容化などの災害対応や、砂漠地帯での防砂堤の建設などに使う建材製造への応用も視野に入れている。

最終更新:7月4日(月)8時50分

ニュースイッチ

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