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森市長「議会費抑制すべき」 議員海外視察自粛求める/富山

チューリップテレビ 7/4(月) 20:15配信

 来年春に、議員報酬が月額10万円引き上げられることが決まり、市民から大きな批判を浴びている富山市議会について、森市長が「その他の議会費は抑制すべき」との考えを示しました。

 具体的には、議員の海外視察や議長公用車の買い替えなどを、自粛するよう求めるとしています。

 「(議員報酬改定)条例は、極端な話、議員提案でできるから抗いようがないんだけど、その他の予算編成は編成権者の考え方というのにも耳を傾けてくださいという趣旨です」(森富山市長)

 4日開かれた、森富山市長の定例会見。
 来年4月以降の議員報酬を月額60万円から70万円に引き上げる条例改正案を可決した市議会に対し、来年度は、その他の議会費を抑制するよう求める考えを示しました。

 「全国の市議会議長会が主催する議会の人の海外視察研修みたいなのは、まあ誰か行ってらっしゃる。例えば、そういうものをしばらく自粛してくれないかとかね。それから、(議長と副議長用の)公用車を買い替えたいと言われてもしばらく我慢してくださいとか」(森富山市長)

 今回の議員報酬引き上げ問題では、引き上げの答申をおこなった審議会が非公開だったうえに、その答申内容にそって、市側が条例改正案を提出したことにも批判が集まりました。

 「このまま進んでしまったんでは、市民の声を無視したということにならざるを得ません。もう一度、やっぱり撤回して再検討することを市長、どうしてもできませんか」(共産党・中山議員の質問)

 「議会の仕事じゃないですか。そのことについて私たちは何も言えないですよ。言うべき立場にない。中山さん、よく制度論を考えてください。そういうことをよく考えてもらえば、僕らが寡黙にならざるをえないのはよく分かると思います」(森富山市長)

 このように、「制度論として、コメントする立場にない」というスタンスを貫いていた森市長ですが、報酬引き上げの条例改正案が可決された直後には、その発言を修正していました。

 「市が審議会に諮問をしてですね、その審議会が答申しましたと。その答申に対して市が改めて、内容がおかしいということで変更することは制度上、可能じゃないですか?」(記者質問)

 「制度上は可能だけど、私の考え方としてはそれはやっちゃいけないと思っている。私の首長としえの考え方」(森富山市長)

 「元々市と議会側が結論ありきで動いたのではないかという懸念がありますけども」(記者質問)

 「そんな馬鹿なことするわけないじゃない。思い切っていうとだよ。本当はあげたくないという気持ちもあるわけだから。予算を編成する立場から言うと。だけど飲まなきゃいけないでしょ。議決されてしまえば」(森富山市長)

 4日の会見で改めて、「審議会の答申内容を市側の判断で修正できたのではないか」と問われた森市長は・・・「結果的に思いはありますよ。でも結果的に思いはあるけど、それは口に出してはいけないだろうと。実際、テーブルの下では言ってるけどね。こういう場では、出された答申を尊重せざるをえない、そういう仕組みだと思っているということです」(森富山市長)

チューリップテレビ

最終更新:7/4(月) 20:15

チューリップテレビ