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ジャック99周年祝う 開港記念会館

カナロコ by 神奈川新聞 7月4日(月)6時30分配信

 横浜市中区の市開港記念会館で3日、同館誕生99周年を祝うイベント「JACK浪漫99」が開かれた。講演会では建設時の秘話が紹介されたほか、タンゴコンサートなど多彩な催しが行われた。

 ジャックの愛称で知られる同館は1917年7月1日に開館。来年の100周年に向けて盛り上げようと、中区制90周年・開港記念会館100周年記念事業実行委員会が主催した。

 講演では横浜都市発展記念館の青木祐介主任調査研究員が、設計コンペでは若い建築家が上位に選ばれ、長崎県技師の山田七五郎が実施設計に携わった経緯を紹介。「当時の横浜市長は前任が長崎県知事だった。彼の腕を見込み、横浜に呼んだのではないか」と推測した。

 同館でタンゴ演奏会を開催する楽団「オルケスタYOKOHAMA」のコンサートも開かれ、楽団が演奏する曲に合わせて、ダンスや歌も披露された。地下室も初公開され、普段は非公開の時計塔も同館ボランティア団体「ジャックサポーターズ」が案内。同館を再現したブロック玩具や「JACK浪漫」をテーマにコーディネートしたテーブルセットも展示された。

 同館のステンドグラスを修復した平山健雄さん(67)のステンドグラス制作体験やオリジナルグラス作り、ジェリーキャンドル作りもあり、館内は祝賀ムードでにぎわった。

最終更新:7月4日(月)6時30分

カナロコ by 神奈川新聞