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扇立祭へ檜扇蔵出し 熊野速玉大社

紀伊民報 7月4日(月)16時46分配信

 和歌山県新宮市の熊野速玉大社(上野顯宮司)は4日、14日に営まれる「扇立祭」で使う「檜扇(ひおうぎ)」の蔵出しをし、巫女(みこ)が丁寧にほこりを払った。

 扇立祭は神前に立てられた檜扇に神が宿り、無病息災や五穀豊穣(ほうじょう)などを祈願する。

 大社によると、檜扇は檜の薄板の木目の美しさを生かし、彩色や金銀の箔(はく)によって花鳥風月を表現している。大社には室町時代の作という国宝の檜扇が11握(あく)所蔵されている。

 この日蔵出ししたのは、1964年に模写をして実物(幅40センチほど)よりも大きく作った扇で、祭りに使う。本殿には高さ1・5メートル、幅1・65メートルを1握、各社殿には高さ0・8メートル、幅1・3メートルを6握立てる。

 14日当日は午後5時半から神事が始まり、檜扇を開帳する。ミス扇コンテスト、地酒の振る舞い、演歌歌手・冠二郎らによる歌謡ショーなどがある。

最終更新:7月4日(月)16時46分

紀伊民報