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WWE無敗のナカムラ凱旋激白「一軍でも自信ある。理由は変幻自在だから」

東スポWeb 7月5日(火)10時0分配信

 世界最大のプロレス団体WWEの日本公演「WWE LIVE Japan」(1、2日、東京・両国国技館)で凱旋帰国を果たした元新日本プロレスのシンスケ・ナカムラ(中邑真輔=36)が本紙の独占インタビューに応じ、現在の思いを激白した。WWE王座への意気込み、必殺技「キンシャサ・ニー・ストライク」の命名にまつわるエピソード、そして古巣・新日プロについて…。世界のナカムラが今、見ているものとは――。

 ――日本公演を終えて

 ナカムラ:両国のリングに立ったときに不思議な感じがするなあ、と。それは(AJスタイルズ率いる)ザ・クラブの面々も同じことを言ってましたね。こんなに早く帰ってこれるなんてっていうのと、いつもと同じ場所なのに違う景色を見ているってとこですね。

 ――1日に撃破したレジェンドのクリス・ジェリコ(45)からは未来のWWE王者と太鼓判を押された

 ナカムラ:課題をクリアしてきているからこそ、チャンスが来ているのかなと思います。まあそういう「プライズ」は狙っておいた方がチャンスは転がりこんで来やすいのかなとは思いつつ、新しい世界を楽しんでます。

 ――早期一軍昇格もささやかれている。自信は

 ナカムラ:それはもちろんありますよ。理由? 中邑真輔だからですよ。変幻自在だからです。

 ――必殺技のボマイェがWWEではキンシャサ・ニー・ストライクに名称変更された

 ナカムラ:あれはボマイェの意味が「殺せ」って言葉だから、使えないって言われて。ダラス(テキサス州=4月のNXTデビュー戦)のときに解説の人間が「(ボマイェで試合が決まったら)どうしよう…」って試合前に雑談してて。「分かった。俺が新しい名前考えるよ。『キンシャサ』にしよう」ってなったんですよ。当日に僕が決めたんです。

 ――ボマイェはアントニオ猪木氏(73)と異種格闘技戦を行ったモハメド・アリ氏(享年74)が「キンシャサの奇跡」と呼ばれる1974年10月のジョージ・フォアマン戦で受けた声援が由来だ

 ナカムラ:(かつて猪木氏に師事し、ストロングスタイルの後継者と見られてきた)自分としては縁も遠からずっていうのもあるし。そのニュアンスを失わないように、ほかに新しい名前になると「キンシャサの奇跡」でしょって。

 ――そのアリ氏は6月に亡くなった

 ナカムラ:米国の格闘技の歴史、スタイル自体を変えた。その影響は世界中に及んでいる。自分もその影響を受けた一人ではあると思ってますから。まあアントニオ猪木もそうでしょうし。そういう意味ではものすごく敬意を持って(技を使っていきたい)ですね。

 ――米国での生活は

 ナカムラ:(趣味のサーフィンをするのに)海までちょっと遠いなってとこです。(居住するフロリダ州で)歌手が撃たれ、銃撃事件が起こり、ワニに子供が食われたっていう、いきなり心が痛いニュース(ばかり)でしたけどね。ホント、銃規制は起こらないのかっていうね…。

 ――日本で気になったニュースは

 ナカムラ:YOSHI―HASHI(CHAOSの後輩)のG1出場ですよ。G1もここまで落ちたか…っていうのはウソですけど(笑い)。珍しく本人からメール飛ばしてきたので「楽しめよ」って言ってあげましたけどね。自分たちが(新日プロから)抜けたことでうねりが生まれた。それをチャンスと捉えたヤツらは確実にモノにしようとしているし。今までと違う光景が見れて面白いよねって思ってます。

 ――最後に日本のファンにメッセージを

 ナカムラ:これまでWWEしか見てなかった人間も自分を知ることで日本のプロレスを見るようになるかもしれない。逆もしかりで、僕が入ったことでWWEに興味を持つ人間も出てくるかもしれない。既成概念を広げる意味で見てもらえると、自分もうれしいですね。

最終更新:7月5日(火)10時24分

東スポWeb