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渡辺美優紀、卒業コンサート『最後までわるきーでゴメンなさい』 ライブレポート

リアルライブ 7月5日(火)12時29分配信

 NMB48から卒業する渡辺美優紀の卒業コンサート『最後までわるきーでゴメンなさい』が、4日に神戸ワールド記念ホールで開催された。渡辺はNMB48のスタート時から常にNMB48の中心メンバーとして、山本彩とともに引っ張っていき、NMB48の顔でもあった。そんな渡辺が卒業することは今のこの瞬間でもまだ信じられない。ファンもメンバーもおそらく同じ気持ちを持っていることだろう。

 その最後のステージのオープニングは『わるきー』で幕を開けた。これまでコンサートでも何度も歌われている曲ではあるが、渡辺のソロ曲から始まるコンサートは初めてである。「皆さ~んこれが本当に最後のわるきーですよ。しっかり目に焼き付けて下さいね」と煽ると、会場から大わるきーコールが巻き起こった。大きな盛り上がりの中、続いて2014年のAKB48じゃんけん大会で優勝した時の楽曲『やさしくするよりキスをして』とソロの渡辺美優紀の魅力をたっぷり披露してくれた。

 この後には『雨の動物園』や『投げキッスで撃ち落せ!』など初期に歌った曲や『ジッパー』・『ハートの独占権』のようなセクシーな曲まで、あますところなく渡辺の魅力をしっかりと見せてくれた。しかし時間は残酷である。終わりの時間になってしまい、最後は『イビサガール』を全員で元気イッパイに歌い本編の幕は閉じた。

 暗転と同時に会場からはアンコールとして、割れんばかりの「みるきー」コールが巻き起こり、渡辺を再び迎え入れる準備は満タンに。その「みるきー」コールに応えてステージにメンバーが登場するのかと思いきや、ステージにはなぜか山本がひとりである。そこで渡辺が呼び込まれて登場するのだが、まさかの渡辺と山本によるデュエットソング『今ならば』の初披露となった。この曲は8月3日に発売されるシングル『僕はいない』に収録されているのだが、作詞は秋元康氏が担当。山本と渡辺の関係をイメージして書いたそうだが、作曲は何と山本が担当している。山本は「6年間一緒にやってきたメンバーとして、最後にできることは無いかと思い、曲を作らして頂きました」と話した。

 続いてかつて1期生が歌った『三日月の背中』を現役1期生が歌い盛り上げていった。さらに『卒業旅行』と続くのだが、ここでは現役1期生に加え、AKB48に移籍した小笠原茉由、卒業生の山田菜々、近藤里奈、山岸奈津美、門脇佳奈子、三秋里歩(小谷里歩)も登場。歌唱中に山本が感極まって涙を流すシーンをあったが、同期が一同に集まってこうやって渡辺を送り出す光景は見ているファンも感動のあまり涙を流してしまう人も多く見受けられた。感動のシーンの後には『僕はいない』に収録されている渡辺のソロ曲『夢の名残り』を初披露となるのだが、渡辺は何とウェディングドレスを着て登場した。渡辺は「私のことを約5年半応援して下さって本当にありがとうございました。本当に本当にたくさんの人に支えられて、ファンの皆さんやいつも側で支えて下さるスタッフさんや、そしてメンバーのみんなには本当に感謝の気持ちでいっぱいです。この次の曲を始めてしまうともう終わってしまうので、少し淋しいですけど、こんな素敵なドレスを作って頂いて、皆さんの心に残る中に時間を最後までお届けしたいと思います」と胸中を話してくれたのだが、この姿を見て花嫁を送り出す気持ちになってしまった人も多かったのではないかと思う。そして最後はNMB48にとっての初のオリジナルソング『青春のラップタイム』を全員で歌い、渡辺を送り出した。

 渡辺は卒業後に芸能活動を続けるのか引退するのかまだわからないが、渡辺美優紀というスーパーアイドルがNMB48に在籍していたことはNMB48の財産でもあるので、その気持ちはずっと持ち続けていて欲しい。

取材/ブレーメン大島

(C)NMB48

●セットリスト
1 わるきー
2 妄想ガールフレンド
3 やさしくするよりキスをして
4 僕はいない
5 ナギイチ
6 待ってました、新学期
7 僕がもう少し大胆なら
8 存在してないもの
9 恋愛被害届け
10 野蛮なソフトクリーム
11 思わせ光線
12 青い月が見てるから
13 雨の動物園
14 投げキッスで撃ち落せ!
15 ジッパー
16 ハートの独占権
17 100年先でも
18 絶滅黒髪少女
19 カモネギックス
20 HA!
21 甘噛み姫
22 僕らのユリイカ
23 ドリアン少年
24 イビサガール

アンコール
EN1 今ならば
EN2 三日月の背中
EN3 卒業旅行
EN4 夢の名残り
EN5 青春のラップタイム 全員(5期生含む)
EN6 NMB48

最終更新:7月5日(火)13時31分

リアルライブ