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Twitterの30秒動画が話題の佐賀ガール、カノエラナが「恋する地縛霊」発表/インタビュー1

エキサイトミュージック 7月5日(火)18時30分配信

 
■カノエラナ/Digital Single「恋する地縛霊」インタビュー(1/4)

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カノエラナの妄想力が大爆発するデジタルシングル

佐賀県出身の20歳、シンガーソングライター、カノエラナ。斜めに切った前髪がトレードマークでキュートなルックスの持ち主ながら、その外見とギャップのある超ネガティヴ思考から生み出される独特の歌詞がクセになる人が続出しているとか。Twitterに投稿している「30秒弾き語り」動画」が話題となり、フォロワーやファンが拡大中だ。そんな大注目の彼女が、「30秒弾き語り動画」で披露して人気を集めた「恋する地縛霊」を、デジタルシングルとしてリリースした。人見知りでネガティヴ思考でアニメ好きとしても知られるが、どこか謎めいた雰囲気を漂わせるカノエラナのパーソナルな一面にも踏み込みつつ、「恋する地縛霊」がいかにして生まれたのかや、メジャーデビューする今の気持ちなどについてたっぷりと語ってもらった。
(取材・文/橘川有子)

自分の言葉で歌えるようになった

――祝・初登場!まずは、カノエさんがどんな女の子なのか伺いたいと思います。

カノエラナ:は、はい……(照)。

――5月から『月1ワンマン!!カノエがよかごて5連続』を開催中ですが、慣れてきましたか?

カノエラナ:まだまだ緊張しているんですが、6月に代官山でやったライブは純粋に楽しめました。サポートに入ってくれた人がもともと仲良しなんですが、その子はサポートでライブに出るのが初めてだったので「ど、ど、どうしよう……」って私以上に緊張していて(笑)。それで私も緊張が移ってしまい、やる前はかなり緊張しましたが、実際に始まると楽しくて。今まで見せられなかったようなMCもできたかなと思うので、良かったです。ライブではバンド編成で歌う難しさを感じることもあるので、シンガーソングライターさんがバンドで歌う動画とかをめっちゃたくさん見ては「ここで手を広げるんだ」とか(笑)、パフォーマンスのやり方を勉強してリハで練習したりしています。

――ライブの楽しさを感じられるようになってきた?

カノエラナ:はい。ようやく人前に出て、独りよがりじゃなくてライブをみんなで作っていく感覚が持てるようになってきました。アイコンタクトも極力取るようにしてるし、どんな方が来てくださっているかもわかるくらいは余裕が持てるようになってきたのかなと思います。

――Twitterの動画が話題となり、昨年夏には『イナズマロックフェス』にも出演して。

カノエラナ:はい。いろんな意味でアツかったです。物理的に暑かったし、野外のロックフェスに出るのも初めてでテンションも熱いし、ふと見渡せば湖があって、しかもゆるキャラもめっちゃいる!って感じで。フェスに出たいと思っていたので、今振り返っても良い思い出です。

――人見知りで、フェスに出るのは怖くなかった?

カノエラナ:「カノエラナ」としてフェスに出るのは怖くないし、むしろ出てみたいと思ってました。素の自分とは違うと思いますね。素の自分は、上京するまでフェスはおろかライブにすら1度も行ったことがなかったです。東京で暮らすようになってフェスに連れて行っていただいて、楽しいなって知りました。

――他のアーティストさんのライブは刺激になる?

カノエラナ:なりますね。ライブってこんな風にやるんだとか、MCでこんなことを話すとめっちゃ笑ってもらえるんだなとか、すごく勉強になります。動画で見るとは全然違うと感じます。自分がライブをするときとかにお手紙をいただくことも多いんですが、見に来てくださる人もライブハウスに初めて来る人も多いし、人見知りという人も結構いて私に似てるなって。そういう人から「人見知りもポップに考えられるようになりました。ちょっと明るくなりました」と書かれているとすごく嬉しいです。そんな風に受け止めてもらえるなんて思っていなかったし、自分こそ皆さんのお手紙の言葉に助けられてるなと感じます。

――すごい進歩ですね! 人見知りも解消したのでは?

カノエラナ:それはまだ、なかなか……。難しいです。

――そもそも、音楽に興味を持つきっかけはなんだったのですか?

カノエラナ:小さい頃におばあちゃんの家にピアノがあって、自分で気に入った曲を耳コピして弾いたりしてました。父や母が聞いていた昔のJ-POPを聴くことが多かったです。ずっとピアノが習いたくて、やっと小学3年生になって習わせてもらったときはうれしかったです。いろいろと聴いてきたなかで一番影響受けたのはEGO-WRAPPIN’さんの「くちばしにチェリー」ですね。

――中学の時に出場した『唐津ジュニア音楽祭』でも、「くちばしにチェリー」を歌ったそうですね?

カノエラナ:はい、そうなんです。地元、唐津の町の小さな音楽祭なんですが、学校でプリントを渡されたりと、町にとってはそこそこ大きなイベントです。プリントに応募用紙が付いていたので友達と7~8人で、ノリで一緒に受けてみようかって話になりました。それで、訳がわからないうちに本選で歌うことになってました(笑)。最優秀賞に当たるのが主催者の西尾芳彦賞で、それを受賞すると「音楽塾ヴォイス」に通えるという特典があったんです。西尾先生が唐津の出身なんですよ。

――では、「音楽塾ヴォイス」に入りたくて応募した?

カノエラナ:そんなつもりは全然なくて(笑)。結果は準優勝みたいな、優秀賞をいただきました。なので、本来は塾に通えないはずでしたが西尾先生から「君も塾においでよ」と言っていただいて、それで毎週、唐津から福岡まで通うようになりました。

――唐津からでは結構時間もかかって大変だったでしょう?

カノエラナ:そうですね、時間はかかりました。でも塾で歌のレッスンから初めて音楽的な理論、曲や歌詞の作り方を教えていただいたおかげで、今こうして自分の言葉で歌えることができるようになりました。

――入塾してからギターを習ったの?

カノエラナ:はい、そうです。今は作曲するときは9割がギターで、残りの1割はピアノです。今はピアノが家にないので、スタジオに入った時とかに弾いて、そこで曲のアイデアが浮かぶとひたすら頭で記憶して、忘れないようにして家に帰って続きを作ることもあります(笑)。楽器を弾きながらだと手癖が出ちゃうんですが、空想で作ると思いがけなく変なところに飛んで行ったりできるのでそれはそれで面白いなって思いますね。

最終更新:7月6日(水)18時0分

エキサイトミュージック

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。