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内村光良、約20年ぶりの小説「金メダル男」を本屋大賞に売り込み

映画.com 7月5日(火)20時45分配信

 [映画.com ニュース] お笑いコンビ「ウッチャンナンチャン」の内村光良が7月5日、都内で行われた小説版「金メダル男」の刊行記念トークショーに出席。この日は「本屋大賞」を立ち上げた嶋浩一郎氏がMCを務めており、「約20年ぶりの小説」という内村は「ぜひ本屋大賞に……」と売り込み、場内を沸かせた。

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 2011年に上演された内村のひとり舞台「東京オリンピック生まれの男」をもとに、1964年に長野・塩尻に生まれた不屈の男・秋田泉一が、世の中のあらゆる一等賞を獲得する姿を、笑いを全面に押し出して描く。自身が監督・主演を務めた映画版製作と同時進行で書き上げた労作なだけに、内村は「時間がとにかくなくて、苦労しました」と吐露。イベント前に2軒の本屋に立ち寄ったそうで、「横山秀夫さんや宮部みゆきさんたちのミステリーの中に(平積みされていて)、脳天気な表紙で、こいつ目立つんですよ! でも絶対前向きな映画だなというのは、五月女ケイ子さんのイラストで伝わります」とアピールした。

 芸人だけでなくマルチに活躍する内村だが、「小説も舞台も映画も、“お笑い”という1本が通っていると思う」と信念を告白。そして「笑いにおいては賞をとりたいし、テレビだったら面白い番組をいっぱい作りたい。映画もお笑いを軸にしたものを撮りたいし、小説も文章だけで笑わせるものに取り組みたい」と意欲をみなぎらせたものの、「勢いで言ってしまいましたから、後のことはわかりませんけども(笑)」とセルフフォローしていた。

 さらに、物語では泉一の“運命のめぐりあわせ”が象徴的に描かれており、内村は自身の境遇を重ねあわせる。「22、3歳のとき、瀬戸大橋で営業のイベントをやっている時に、『オールナイトニッポンをやりませんか』と声をかけてくださったのが、安岡(喜郎)さんという当時のディレクター」と語り、「その方が中途入社で日本テレビに入り、めぐりめぐって声をかけていただいたのが『イッテQ』。その数年後に、(相方の)南原に『ヒルナンデス!』がいったのも安岡さん。めぐり合わせや運命を感じますね」としみじみと明かした。

 また内村は、「Hey! Say! JUMP」の知念侑李とともに撮影した映画版ポスタービジュアルに目を向け、「『ベスト・キッド』みたい。カンフーやりそう」とポツリ。それでも、「知念くんは秋田泉一の若いころを、持ち前の運動神経ですごく良く演じてくれた」と手放しで称賛し、「胸アツです。よくやってくれたなと思います」と感謝していた。

 映画「金メダル男」は木村多江、土屋太鳳、ムロツヨシ、笑福亭鶴瓶、大泉洋、長澤まさみ、竹中直人らが共演。10月22日から公開。

最終更新:7月5日(火)20時45分

映画.com

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。