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今秋にも除染着手 富岡・夜の森の帰還困難区域

福島民報 7月5日(火)10時13分配信

 桜並木で知られる福島県富岡町夜の森地区の帰還困難区域の除染について、環境省は今秋ごろにも着手する。4日、郡山市の町役場桑野分室で開かれた町議会全員協議会で計画を示した。
 対象範囲は桜並木と夜の森公園、桜並木につながる主要道路に沿った約26ヘクタール。道路の端から両側おおむね50メートルの範囲の宅地や道路、農地、森林を除染する。建物は約470棟、道路総延長は約4キロの見込み。
 町は居住制限、避難指示解除準備両区域の避難指示解除を早ければ平成29年4月としている。このため、同省は居住制限区域と隣接する帰還困難区域の除染に早急に着手する必要があるとの見解から、これまでの除染の範囲を広げ秋ごろに始める。
 隣接部以外の除染は新規発注になるため、開始時期は早くても29年1月以降となるという。
 同省は除染の完了時期を開始から1年以上と見込んでいる。
 同町を含む帰還困難区域の除染について、政府は今夏に方針を示す予定。夜の森地区の除染については丸川珠代環境相が実施する意向を6月に示していた。

福島民報社

最終更新:7月5日(火)11時20分

福島民報