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棚橋に“ケガの功名”!欠場前よりパワーアップ

東スポWeb 7月5日(火)16時41分配信

 新日本プロレス「G1クライマックス」(18日、札幌で開幕)で復帰する棚橋弘至(39)が4日、完全復活Vの決意を明かした。左肩負傷などにより現在欠場中の前年度覇者は、開幕までの状態を「70%」と予想しながら「ケガの功名」もあると豪語。開幕戦でシングル初激突となるSANADA(28)の更生を誓うなど、エース復権に自信をのぞかせた。

 真夏の祭典は、やはりこの男がいなければ始まらない。5月の後楽園大会で左肩剥離骨折と二頭筋断裂を負い欠場を続けてきた棚橋だが、G1での復帰が決定した。

 問題は日本一過酷なリーグ戦を前に、どこまで状態が回復しているかだ。この日、本紙の取材に応じた棚橋は「開幕時の状態では60%かもしれないし、70%かもしれない」と告白。骨折は完治したものの、筋肉が断裂した左上腕の不安は拭えない。それでもリハビリは順調に進んでおり「今までやってこなかったインナーマッスルのトレーニングや、体幹を鍛えるコアトレーニングをやってきた。今までの棚橋にプラスがあってトータルで100%にはなっている。そこから左腕が回復していけば、欠場前の棚橋よりも力は上がってます。ケガの功名です」と言い切った。

 新日プロはオカダ・カズチカ(28)、内藤哲也(34)らの台頭もあり、自身が不在となった上半期最大の大一番・大阪城決戦を乗り切った。棚橋は「俺がいればもっと面白かっただろうなと思いましたよ」と強がるが、危機感は常に持っている。G1連覇でエース復権を狙うつもりだ。

 連覇へのポイントとして、棚橋は開幕戦のSANADAとの初シングルを挙げる。「去年は(同じく初対決の)飯伏(幸太)戦で勢いをつけられた。重ね合わせられる部分が多い」と分析。内藤率いる制御不能軍「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」で大暴れするSANADAに対して「(欠場中に受賞した)ベストファーザーがしつけ直してやりますよ。本来は武藤(敬司)さんの流れをくむエース候補だったわけじゃないですか。あんなにやさぐれて…。しつけは俺に任せろ」と、更生を予告する余裕も見せた。

 主力選手の相次ぐ退団で幕を開けた激動の2016年に、エースまでまさかの戦線離脱…。その無念を晴らすためにも、真夏の祭典で再び昇る太陽が、新日プロの未来を明るく照らす。

最終更新:7月5日(火)16時41分

東スポWeb