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中国「責任回避しない」 韓中が違法操業対策協議

聯合ニュース 7月5日(火)20時49分配信

【ソウル聯合ニュース】韓国と中国は5日、黄海上での中国漁船による違法操業問題の対策について話し合う第9回協力会議を韓国南西部の光州で開いた。 

 会議には韓国外交部のペ鐘仁(ペ・ジョンイン)東北アジア局審議官と中国外務省の陳雄風・領事局副局長をはじめ、双方の水産、海上警備当局の関係者が出席した。会議は非公開で行われた。

 外交部によると、韓国政府は中国に対し違法操業問題に対する実効性のある対策作りを求めた。これに対して中国側は違法操業を取り締まり決心は確かであり、しかるべき責任を回避しないとの立場を明らかにした。

 しかし中国側の原則的な立場表明以外に、双方による効果的な対策作りは講じられておらず、中国漁船による違法操業問題が短期間で解決されるのは難しいとみられる。

 韓国側は「黄海の操業状況は全般的に改善されたが、黄海上の軍事境界線にあたる北方限界線(NLL)周辺や漢江河口の水域では中国漁船の違法操業問題が続いており、かえって増加した」と指摘。その上で、「違法操業は魚類資源の枯渇やわが国の安保とも直結する事案」と説明した。

 また違法操業を根絶するためには、中国中央政府だけでなく地方政府レベルで出港から操業、運搬、流通にいたるすべての過程で取り締まりが必要と指摘し、出港地での取り締まりや漁獲物運搬船に対する取り締まりなどを求めた。

 韓国は特に、通行と操業が禁じられているNLL周辺で中国漁船が操業している問題を指摘し、中国側は違法行為に対する取り締まりを強化すると答えた。

 中国漁船の違法操業をめぐっては、先月に黄海上の軍事境界線にあたる北方限界線(NLL)の南側で韓国漁船5隻が中国漁船2隻をえい航して当局に引き渡す事態が起きたのに続き、韓国軍や在韓国連軍司令部が漢江河口の中立水域まで進入する中国漁船の排除作戦を展開した。

最終更新:7月5日(火)21時18分

聯合ニュース