ここから本文です

社員を地域を元気にする、南場智子も推進するDeNA流『健康経営』

SENSORS 7月5日(火)12時0分配信

「健康経営」を今年本格稼働させたDeNA。南場智子会長がChief Health Officer(CHO)を務める「スマイル健康プロジェクト」では社員のパフォーマンス向上のためには社員の健康を守ることが重要であると述べる。重点ポイントは食事、運動、睡眠、メンタル。プロジェクトをリードするDeNA CHO室 平井孝幸氏と、6月に同プログラム内で「睡眠研修」を行ったニューロスペースの小林孝徳氏を取材した。

“エンジニア“は未来を作る職種として注目されている。人工知能・ロボティクス、バーチャル・リアリティーなど注目のテクノロジーの背景にはエンジニアがいる。エンジニアが未来を作っているといえるだろう。だが、その未来を担うエンジニアの健康面は未来が明るくない。長時間、同じ姿勢でパソコンに向かいコーディング、常に新しい言語やプログラミング手法が出てくることによるプレッシャー、大規模プロジェクトのストレスなど、フィジカル面とメンタル面の両面で健康を意識していかないといけない。

エンジニアを多く抱えるDeNAでは、会長である南場智子氏の自身の体験と、社員の健康を考えるCHO室平井孝幸氏の熱い思いにより「健康経営」を積極的に実践している。平井氏に健康経営をスタートした経緯およびどのようなプログラムを行っているのか聞いてみた

南場智子が室長を務めるChief Health Officer(CHO)の取組

--平井さんご自身について伺います。なぜ「健康経営」を積極的に動かしているのでしょうか?

平井: 私は大学時代にDeNAでインターンをしていたのですが、大学卒業後ある会社に就職するもストレスが多く半年で辞めてしまいました。辞めた後に図書館に半年ほど篭って本を読みまくったのですが、300冊ほど様々なジャンルの本を読んで、最後に行き着いた本はライフスタイルの本でした。その本の中には規則正しい生活とメンタルマネジメントをすることにより人間はより健康になり、パフォーマンスを最大化できると書いてあったのですが、その本の通りに実践すると体重が15kg落ちて、日々が充実するようになったのです。自分の実体験をもっと多くの人に体験してもらいたいと考え、DeNAに戻りそして南場にゴーサインをもらい2016年1月に「健康経営」を考える専門の組織を作りました。それがCHO室です。

--CHO室立上げの経緯を教えてください。

平井: まずCHO室立上げの前に、社員がどれだけ不健康なのか?ヒアリングをしていったのですが、腰痛に悩む社員が多いことがわかってきました。その中でも、ほぼ100%のエンジニアが腰痛、睡眠に悩んでおり、女性社員は猫背に悩んでいるという課題が発見できました。

個別にゴムチューブを使ったトレーニングなどを提供していくと、冷え性改善に役立ったなどいくつか嬉しい効果が現れはじめて、これは会社全体で実施した方が良いのではないか?と考え、企画書を作りました。 私はもともと人事だったのですが、社員の健康を専門に考える部署を作り本気で取り組む必要があると考え、南場に直接お願いしに行きました。南場も社員の健康に寄与できるものであれば是非やりましょう、と賛同して出来たのがCHO室です。

--CHO室で行っている取組を具体的に教えてください。

平井: CHO室で重視しているのは社員の食事、運動、睡眠、メンタルです。まずは社員の健康状況を把握するところから始めようと考え社員全員に対してライフスタイルアンケートを行いました。そこで見えてきたのが先ほどお話した「腰痛」に悩む社員が多いという事実。 腰痛がなくなると生産性もあがるだろうと考え、腰痛軽減の健康器具を社割で買えるようにしました。また、2月下旬からは研修会をスタートさせました。 研修会は毎月開催する目的で立ち上げ、第一回目は社員の多くが悩む腰痛をテーマにしました。10名のプロトレーナーに来てもらい体の歪み矯正方法や、体のチェックの仕方を教えてもらいました。研修中に日々できる体のチェック方法を教えていただいたので、いまでも社員同士で体が曲がってないかチェックしあっています。 研修だけに終わらせないように、日常でもトレーニングが続けられるような仕掛けを研修には含ませているのがポイントです。

腰痛の次に社員が多く悩んでいたのが「睡眠」でした。
そこで睡眠コンサルを行っているニューロスペースの小林さんに連絡し、DeNAで研修を行っていただくようにお願いしました。

1/2ページ

最終更新:7月5日(火)12時0分

SENSORS

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

暗闇で光るサメと驚くほど美しい海洋生物たち
波のほんの数メートル下で、海洋生物学者であり、ナショナルジオグラフィックのエクスプローラーかつ写真家のデビッド・グルーバーは、素晴らしいものを発見しました。海の薄暗い青い光の中で様々な色の蛍光を発する驚くべき新しい海洋生物たちです。彼と一緒に生体蛍光のサメ、タツノオトシゴ、ウミガメ、その他の海洋生物を探し求める旅に出て、この光る生物たちがどのように私たちの脳への新たな理解を明らかにしたのかを探りましょう。[new]