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政務活動費 プロ野球観戦料にも 15年度、岡山県議収支報告書を公開

山陽新聞デジタル 7月5日(火)9時30分配信

 2015年度に岡山県議54人(欠員1)へ支給された政務活動費の収支報告書が4日、公開された。今回から1万円以下を含む全支出に領収書の添付が義務化され、プロ野球観戦料などにも充てられていたことが分かった。

 公開された関係書類は9225枚(前年度2329枚)。一部議員の領収書で判明した支出には、プロ野球観戦料1500円▽政治資金パーティー参加費5千円▽スナックとみられる店舗での飲食代2500円―などがあった。県議会が独自に使途基準を定めたマニュアルに沿えば「不適切な支出」に該当するとみられる。

 県議の政務費は1人月額35万円。15年春の改選で初当選した9人は11カ月分、その他は12カ月分が支給され、総額は2億2365万円。50人が計5628万円(1人当たり368万円~4円)を使わなかったとして返還し、返還率は過去最高の25・2%だった。

 県議会は14年度分まで全国の都道府県議会で唯一、公開対象の領収書を「1万円超」に限っていた。過去の支出を巡る訴訟に関連し、14年10月に最高裁が全支出の領収書提出を命じたことを受け、条例を改正。収支報告書に全領収書の添付を義務付けた。

 この日公開された書類は21年4月末まで県議会棟で見ることができる。閲覧した市民オンブズマンおかやまの光成卓明代表は「公開は進歩だが、あまりに膨大。インターネットでの公表なども進めるべき」と述べた。

最終更新:7月5日(火)9時30分

山陽新聞デジタル