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橋長2682m、世界4位の吊り橋が開通。施工したIHIグループの苦労実る

ニュースイッチ 7月5日(火)12時10分配信

工期遅延、人員の追加投入などで工事を加速

 IHIがトルコで建設を進めていたイズミット湾横断橋(トルコ名=オスマン・ガーズィー橋)が6月30日に開通した。IHIグループが手がけた海外橋梁として最長、世界4位の吊(つ)り橋となる。最大都市イスタンブールとイズミル市を結ぶ高速道路プロジェクトの一部。開通後の通行時間は、自動車やフェリーによる現行の1時間から6分に短縮され、地域活性化や経済発展への貢献に期待がかかる。

 同橋はIHIのグループ会社IHIインフラシステム(堺市堺区)と、伊藤忠商事のコンソーシアムが約11億ドルで受注した。橋長は2682メートルで、中央径間(主塔間の距離)は1550メートル。IHIグループは吊り橋部の上下部工の設計・製作・架設一式を担当した。

 15年3月に主塔間に架設していた「キャットウォーク(CW、主ケーブル架設用の足場)」の一部が破損し、CWが海面に落下する事故が発生した。工期遅延の挽回に向け、人員の追加投入などで工事を加速。今回の開通にこぎ着けた。

 ちなみに世界一長い吊り橋は「明石海峡大橋」。全長3911メートル、中央支間1991メートル。

最終更新:7月5日(火)12時10分

ニュースイッチ