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【ブラジル】偽造品210トン押収 予想を遥かに上回る

サンパウロ新聞 7月5日(火)2時10分配信

 今年5月30日から6月3日にかけてサンパウロ市内中心部のブラス地区で実施された海賊製品販売拠点の一掃作戦で、国税庁はスニーカーや半ズボン、コート、上着、ジーンズなど210トン、金額に換算すると約7000万レアル(約21億円)もの偽造品や密輸品を押収した。同庁は当初、同作戦での違法製品の押収額を2000万~4000万レアルと予想していたが、結果はそれを大きく上回った。

 6月8日付で伝えた伯メディアによると、これらの海賊製品や密輸品は、間仕切りで区分けされた「ボックス」と呼ばれる小規模店舗約400店が営業する同地区の大衆ショッピングモールで押収された。この建物内では、海賊製品を販売する店だけでなく、偽造品を製造する小規模な工場も数カ所発見された。屋根裏に設置されていたミシンやプレス機は、有名ブランドのタグを海賊製品に取り付けるために使われていた。

 軍警察の協力を得て行われた今回の作戦は、サンパウロ市内で実施された同様の作戦としては、押収品の総額が1億3500万レアルに上った2010年以来の大規模なものとなった。

 国税庁は15年、ブラジル全国で18億9000万レアル相当の商品を押収した。この中には偽造品や密輸品が含まれている。8850万レアル相当分は衣類、そして850万レアル相当分はスポーツシューズだった。

サンパウロ新聞

最終更新:7月5日(火)2時10分

サンパウロ新聞