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ロッテのエース・涌井が魂のピッチング!伊東監督「勝ち星を付けさせてあげたかった」

ベースボールキング 7/5(火) 22:13配信

○ ロッテ 2x - 1 西武 ●
<12回戦・QVCマリン>

 ロッテの涌井秀章が、勝ち星こそ付かなかったものの9回を117球、7安打、7奪三振、1失点の熱投。これぞエースというピッチングを魅せた。

 涌井は初回、先頭の金子侑司をカットボールで空振り三振、栗山巧を右飛、秋山翔吾を三ゴロとわずか9球で片づける。2回は一死走者なしから浅村栄斗にライト前に運ばれるも、メヒアを併殺に打ち取り無失点。

 その裏、加藤翔平のセンター前ヒットで先制する。援護をもらった3回は三者凡退に抑えたが、4回に連打で無死一、三塁のピンチを背負うと、秋山翔吾の併殺の間に三塁走者の生還を許し同点に追いつかれる。

 5回以降は、再び安定した投球を披露し8回まで1失点に抑えた。エースの本領を発揮したのが9回だった。1-1で迎えた9回は、代打の鬼崎裕司をカットボールで空振り三振に仕留めたが、金子に内野安打、栗山にレフト前に弾き返され一死一、二塁とピンチを招く。

 3番秋山が打席に入る前、ライトスタンドのロッテファンから「涌井コール」。熱い声援を受けた涌井は、ファンの期待に応えるように秋山をカットボールで空振り三振。4番中村に対しては、簡単に追い込むと最後は150キロアウトローのストレートで見逃し三振。普段はポーカーフェイスの涌井だが、ピンチを脱したこの場面で、グラブを叩いてガッツボーズを見せた。

 9回でマウンドを降りた涌井に勝ち負けは付かなかったが、チームは延長10回にナバーロがタイムリーを放ちサヨナラ勝ち。エースは、「チームが勝てたことが全てです。よかったです」と喜んだ。

 また、伊東勤監督は「本当は力投してくれたので、ワクに勝ち星を付けさせてあげたかった。(涌井の投球で)ひとつになれたというか、あの気迫の投球を見て落とせないと思った」と力投したエースを労った。

BASEBALL KING

最終更新:7/6(水) 12:03

ベースボールキング