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出荷量は目標の85% 南高梅の荷受け終了

紀伊民報 7月5日(火)16時32分配信

 JA紀州(和歌山県)の南高梅(青梅)の荷受けが3日で終了した。今シーズンの市場出荷量は約2556トンで目標の85%、市場要望の76%だった。雨不足や高温で小玉傾向になった。3月にあったひょう被害も響いた。一方で全国的な不作傾向や、縁起が良いといわれる申(さる)年の梅であることなどから、後半になっても値崩れしなかった。

 今シーズンの荷受けは5月25日に始まった。生育は過去10年でも一番早いといわれるペースで、5月29日には105トンの荷受けがあった。同JAは「5月中に1日100トンを超える荷受けがあるのは異常」という。通常の年なら6月15日ごろにピークを迎えるが、今年は約215トンの荷受けがあった6月5日がピークとなり、15日ごろからは量が減っていった。

 高温、雨不足から肥大が進まず、3L以上のサイズの割合が少なかった。また、同JAは、ひょう被害によって出荷できなかった量は300トンくらいあるのではないかとみている。

 平均市場販売価格は6月30日時点で、1キロ当たり398円で前年比124%。大凶作だった2012年産の536円には及ばないが、11年産の395円並みだった。通常だと、シーズン後半になるにつれて価格は下がるが、今年は、いったん下がった価格が6月10日ごろから上がった。

 同JA営農販売センターは「量がないながらも最低限、出荷期間を延ばせたことや、単価を保てたことはよかった」と振り返った。

最終更新:7月5日(火)16時32分

紀伊民報