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和歌山県内の各党が比例区の票上積みへ 参院選

紀伊民報 7月5日(火)16時33分配信

 参院選は投票まで1週間を切り、和歌山県内の党組織の運動も熱を帯びている。終盤に向け、運動に追い込みを掛けるほか、支持者や支持団体を回り、比例代表区での票の上積みを目指している。

 自民県連の吉井和視幹事長は、公認の鶴保庸介候補について「投票率が高ければ30万票も可能」と手応えを口にする。比例では、返り咲きを狙う県出身の大江康弘候補を支援しており「約3万票だった前回の2倍以上が目標」という。党の比例得票率は前回以上の過半数を目指す。

 自民と連立を組む公明県本部は、選挙区では鶴保候補を推薦しており、組織内で徹底するほか、個人演説会では各地方議員や国会議員が応援する。比例は熊野正士候補への投票を呼び掛ける。党の比例得票数について多田純一代表は「前回を上回る8万5千票を目指す」と話す。

 民進県連は、選挙区では自主投票。市民団体による野党統一候補の擁立を受けて予定していた公認候補を取り下げたが、推薦はしなかった。比例に集中し、支持を呼び掛ける。〆木佳明事務局長は「比例の県内目標票数は前回民主の3万3713票以上。手応えは分かりにくい」という。

 共産県委員会は、選挙区では市民団体が擁立した由良登信候補を推薦し、野党共闘での勝利を目指す。下角力委員長は「公認候補を取り下げ、推薦を決めた。全力を挙げて支援している」。比例では前回の2倍近い8万5千票の得票を目指しており「追い風に乗り、躍進したい」と話す。

 社民県連は選挙区では市民団体が擁立した由良候補を推薦しており、野見山海代表は「安倍政権の暴走を止めるため、政策は多少違うけれど応援している」。比例については支持者へのあいさつ回りや新聞折り込みなどでアピールしており「党の存続をかけた運動だ」と話す。

 おおさか維新県総支部は比例に集中。新渡英夫候補と坂井良和候補を推しており、和歌山市や紀ノ川筋でポスターを張り、支持者にハガキを送る。選挙カーでも回り維新への支援を呼び掛ける。林隆一総支部長代行は「前回より勢力が落ちている。一人でも多く当選させたい」と語る。

■比例代表区 

 参院選の改選数は121で、そのうち比例は48。今回は12の党から164人が立候補している。投票用紙への記入は政党名だけでも構わないが、「非拘束名簿式」により、当選するための党内での順位は、候補者の得票数によって決まるため、各候補者は個人名の記入を訴えている。

最終更新:7月5日(火)16時33分

紀伊民報