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長谷川穂積が、不屈の世界再挑戦!「生き場所を見つけたラストチャレンジ」

THE PAGE 7月6日(水)15時5分配信

元世界2階級王者、長谷川穂積(35、真正)が9月16日、大阪のエディオンアリーナ大阪でWBC世界スーパーバンタム級王者、ウーゴ・ルイス(29、メキシコ)に挑戦することが6日、発表された。長谷川は2014年4月にIBF同級王者のキコ・マルチネス(スペイン)に挑戦、TKO負けして以来の世界戦となる。

 同日は、ダブル世界戦でメインでは、WBC世界バンタム級王者、山中慎介(33、帝拳)が11度目の防衛戦として同級1位で元WBA同級王者のアンセルモ・モレノ(31、パナマ)と再戦する。山中は昨年9月にモレノと“事実上の統一戦”として対戦したが、僅差の判定勝利に終わっていた。今回は完全決着戦。

 長谷川は、2011年4月にジョニー・ゴンザレス(メキシコ)にTKOで敗れ、WBC世界フェザー級王座から陥落。2年前に世界再挑戦に失敗して、引退濃厚と見られその去就が注目されていたが、再起を決意。再起戦には、世界ランカーであるオラシア・ガルシア(メキシコ)を選び完勝、昨年12月の再起第2戦でも、WBO世界スーパーフェザー級5位のカルロス・ルイス(メキシコ)に2度のダウンを奪われながらも判定で下して、今回の世界戦の実現にこぎつけた。

 長谷川は、この日の会見で、「16度目の世界戦になるが、これがラストチャレンジで、ラストチャンス。悔いなく最後は笑って終われるようなボクシングをしたい。ただ、勝っても負けても年のせいにしたくないし、実力で勝った、負けた、技術で勝った、負けたという試合にしたい」と決意を語った。

 34歳という年齢と過酷な減量を伴うスーパーバンタムという階級が不安視されるが、「昔のスタイルを追い求める気はない。42歳でプレーしているイチローさんじゃないが、今できるスタイルを作ることができれば勝てると思う。体重は節制していて、もう5キロほど。心配はない」と、一蹴した。
 
 チャンピオンのウーゴ・ルイスは、39戦36勝(32KO)3敗の戦績を持つアウトボクシングも攻撃的なボクシングも自在にできる強豪で、WBAバンタム級の暫定王者時代の2012年12月には、同級のレギュラー王者だった亀田興毅と統一戦を行い、僅差の判定で敗れている。その後、階級を上げて、今年2月にフリオ・セハ(メキシコ)を1回TKOで下して2階級制覇に成功している。海外ボクサーに詳しい帝拳の浜田代表は「
アウトボクシングも打ち合いもできる。階級をあげて、より攻撃的になってきた」と分析。

 長谷川も「背が大きくパンチもある。メキシカン独特のリズムを持ったいい選手だと思う。でも大きい相手とも、パンチのある相手とも、これまで経験があるので戸惑いはない」と見ている。
   

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最終更新:7月6日(水)20時1分

THE PAGE