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小池百合子氏が公約に掲げた“都議会解散” 実現は難しく

THE PAGE 7/6(水) 22:40配信

 自民党の小池百合子元防衛相は6日、東京都知事選(14日告示、31日投開票)への出馬を正式に表明した。自民党からの推薦は得られないままだが、会見では、都政への信頼を回復するために、都議会の“冒頭解散”などの3つの公約を打ち出した。しかし知事には解散権はなく、実現は難しい。

【中継録画】自民・小池百合子氏が会見 都知事選への出馬を正式表明

解散権を持たない地方の首長

 小池氏は都知事選への出馬に際し、「都民のための都政を取り戻すことが今こそ必要」と述べた。そのためとして3つの公約を打ち出した。

(1)都議会の“冒頭解散”
(2)五輪などで発生する恐れのある利権追及チーム
(3)舛添氏問題の再チェック

 上記は都政が都民からの信頼を回復するために必要なこととしたが、(1)の議会解散については、知事は国政における首相のような議会の解散権は持たないため、具体的な実現への道筋は見えにくい。地方政治においては、議会側が知事に対して不信任案を突きつけ、可決された時に初めて、辞職するか、解散するか知事が決断することになるからだ。

 小池氏も「議会が不信任案を出さないといけないのは承知している。私がふさわしくないと思えば議会が出す可能性はある」と歯切れは悪かったが、「都議会と都民の間に距離がある。民意を聞いて見る必要があるのではないか」と強調した。

 この公約について、東京都議のおときた駿氏は自らのブログで、「実現性は極めて低い」とした上で、「『議会を解散させるくらいの勢いで』都政の改革、都政の闇に切り込むという意気込みを示した、と見るのが現時点では妥当」だと分析している。

最終更新:7/7(木) 9:44

THE PAGE