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久しぶりに聞いた巨人三軍監督・川相の怒声

東スポWeb 7月6日(水)10時2分配信

【赤坂英一「赤ペン!!」】巨人・川相三軍監督は怒ったら怖い。その怖い姿を久しぶりに見た。

 6月29日、ジャイアンツ球場でのBCリーグ石川との交流戦、わずか3安打に封じ込まれてあえなく零封負け。その試合後、覇気のない選手たちを「今日は練習をやらんでもいい! さっさと荷物をまとめて帰れ!」と一喝したのだ。あんなに厳しい表情で若者たちを叱責したのは、三軍の指揮官に就任して初めてだったかもしれない。

 怒らなければならなかった理由がある。三軍は6月20日から8泊9日の台湾遠征に出て、地元の大学やプロとの7試合で3勝4敗。アマの有望株、体格、パワー、スピードに勝るプロに、連日苦戦を強いられた。最高気温が45度まで達する暑さ、試合前の練習すら満足にできない環境にも戸惑わされたという。

 辛うじて3勝はしたものの、すべて逆転勝ちの辛勝。下手をすれば7連敗で赤恥をかいていた恐れもあった。いろいろなハプニングのあった遠征の終了間際、「これもいい経験じゃないの」と苦笑しながら話している選手たちに、川相監督はこう言って聞かせた。

「一口にいい経験と言うが、この台湾遠征を糧にすることができて初めていい経験をしたと言えるんだ。日本に帰ってから力をつけて、もっと成長して、支配下選手として契約してもらえるようになって初めて、あのときは苦労もしたけど、いい経験だったなと振り返ることができるんだぞ」

 だから、「日本に帰っても気を抜くな」と引き締めを図ったのである。

 ところが、日本に帰国した翌日の石川戦でシャットアウト負けだ。試合前からチーム関係者の間で「雨で中止にならないか」という声が聞かれ、少々ダラッとした空気が流れていた。しかも初回の先頭打者の遊ゴロを他ならぬ川相監督の次男・拓也がエラー。「あれはいかん。プレーボールがかかった直後に、拓也があんなことをやるとは」と川相監督は言った。

「三軍の選手にはキツイとかしんどいとか言ってる余裕はないはずだ。支配下選手になれないまま終わってしまってもいいのか。そういう気がないんなら、試合後に練習しても仕方がないでしょう。そういうことなら、もう帰れと言ったんですよ」

 その翌日、一軍は中日にわずか2安打1点でなす術なく完敗した。こちらの選手にも怒ってくれる指導者が必要なのか。

最終更新:7月6日(水)10時14分

東スポWeb

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