ここから本文です

政界転身? 本田圭祐が安倍首相と会談した狙い

東スポWeb 7月6日(水)10時2分配信

 サッカーのイタリア1部リーグの名門クラブ「ACミラン」に所属する日本代表FW本田圭佑(30)が4日、東京・永田町の自民党本部を訪れた。投開票まで1週間を切った参院選の選挙戦真っただ中、いったい何をするため? 本田は自ら安倍晋三首相(61)に会談を申し込み、政策提言を行ったという。将来、サッカー選手を引退した後に、政界に転身するためのアクションなのか? 本田本人を直撃した。

 ――突然、安倍首相と会談された

 本田:ボクの方からお願いした。今、世界の貧困層といわれるような、明日の生活にも困っているような子供たちの支援を2009年から“サッカークリニック”という形で行っている。今後、さらに積極的にこういったことをやっていきたいと。(安倍首相に)自分たちの活動に、協力をお願いしたいという話をした。

 ――安倍首相からはどんな話があったか

 本田:安倍首相は非常に共感してくれた。今後、お願いすることもあると言われた。

 ――ほかには

 本田:基本的には教育の話がメーンでした。非常に貴重な時間をいただけたなと感じている。

 ――印象に残っていることは

 本田:当然の話なんでしょうが、やはり器の大きさといいますか、人間的な包容力は感じました。

 ――政治には関心がありますか

 本田:いえ。あの、以前どこかのインタビューでも答えたんですけど、本気で一度、政治家になろうと考えた。自分はね、サッカーでここまで来たというふうに認識していまして、サッカー以外のこともビジネスを通じてやっていくんですけれど、自分はね、サッカーに大きくしてもらったことは変わりないので、今年30歳になって今後、ベースとなるのはサッカーで、社会に恩返しするのがメーンテーマであります。

 ――日本は今、参院選、次に東京で都知事選が控えている。昨今の政治情勢について安倍首相と話したか

 本田:いえ。今回はそうした話はしてないです。

 ――今度の参院選で18歳に選挙権が与えられた。若者の政治参加については

 本田:メリット、デメリットがささやかれていると思いますけど、非常に大きな意味を持つ変更ではないかと感じています。いろんな人が政治に関心を持つというのは、当然ながら必要なことだと。日本は、スポーツ選手が政治を語ると、いろんな声が聞こえてきますけど、やはり、みなさんが世の中を良くしていこうと思って発言していくのは、大事なんだとボクは考えている。

 ――自身が18歳のときに選挙権を与えられたら選挙に行きましたか

 本田:大人の方のしっかりとしたアドバイスは必要としたんでしょうけど、アドバイスがあれば当然ながら(選挙に)行ったと思います。ただボクは18歳のときにこんな考えではなかったんで。(サッカー)ボールしか追っていなかったですし、はい。

 ――今回の安倍首相との対談は、どちら側が働きかけて実現したのか

 本田:ボクからです。ボクは2009年からこの活動を始めているんですけど、多くの子供たちを救いたいと考えた時に、自分のやってきた活動に限界を感じていまして。オフがこの時期にしかないんですね。こういった時期にしかない中で、オフに3か所か4か所(の国に)しか行けないんですね。新しいアイデアをもとに、仮にボクが現地に行かなくても子供たちに夢を与えられるとか、子供たちの教育に関われるという活動は、日本のみなさんに協力してもらわないと。ボク1人だけでは何もできない。まずは安倍首相に話をしに行こうという形を取った。

 ――スポーツ選手は引退後、政治家に転身するケースも多い。将来的に政治家の道を選ぶことはあるか

 本田:ないですね。みなさんもご存じのように馳大臣、ボクの星稜(高校)の先輩でして先日もお会いしたんですけど、「興味はないか?」と言われたんで「あったんですけど、今はないです!」というふうに話しました。

最終更新:7月6日(水)10時28分

東スポWeb

スポーツナビ サッカー情報