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済州島への移住ブームで転入生も急増=韓国

聯合ニュース 7月6日(水)10時51分配信

【済州聯合ニュース】韓国で済州島に移住する人が増えていることに伴い、より良い教育環境を求め済州島の学校に転校する児童・生徒が急増している。

 済州島を行政区域に持つ済州道の教育庁によると、ほかの市や道から済州島の学校に転校した児童・生徒の数は2013年度は1643人、、14年度は1741人、15年度は2022人と、この3年で計5406人に達する。

 一方、済州島からほかの市や道の学校に転校した児童・生徒の数は13年度は1097人、14年度は1134人、15年度は839人と転入を下回っている。

 転入児童・生徒の内訳は、小学生が最も多く、13年度が1150人、14年度が1233人、15年度が1495人で3年間で3878人を記録した。

 特に、首都圏からの転校が目立つ。

 15年度に転校してきた児童・生徒2022人の出身地は、京畿道が628人で最多。次いで、ソウルが410人、光州が163人、釜山が138人、仁川が122人となっている。

 教育庁は移住ブームや済州革新都市などの大規模開発事業が追い風となって済州島の人口が増えていることに伴い、児童・生徒の転校も増加傾向にあるとみている。

 一部の学校では児童・生徒数が急増し教育施設が不足している。

 西帰浦市内の保城小学校では、通学区域で済州英語教育都市の共同住宅開発事業が推進され人口流入が続き教育施設が不足している状況だ。

 同校は現在、1学年1学級ずつで児童数は130人だが20年には250人に増える見通しだ。

 済州市にある金寧小学校分校の児童数は現在13人だが来年には本校と同水準の59人に増えることが予想され、20年には88人まで増える見込みだ。

 転入児童・生徒の増加を受け、教育庁は補正予算を組み学校の増築を推進している。

 ただ、教育庁は予算が限られることから児童・生徒数が少ない学校周辺の空き家などを整備し小規模校への転入の流れをつくっていきたいとしている。

最終更新:7月6日(水)10時58分

聯合ニュース