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ACミラン「中国企業に売却」で本田構想外の可能性

東スポWeb 7月6日(水)12時35分配信

 日本代表FW本田圭佑(30)が所属するイタリア1部リーグ、ACミランのシルビオ・ベルルスコーニ名誉会長(79)が中国企業にクラブを売却する方針を固めた。地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」など、各メディアによると、名誉会長は5日に「ミランを再スタートさせられる人物に明け渡すことにした」と話したという。

 ミランはかねてネット検索エンジン「百度」を中心とする中国投資家グループとクラブ売却の交渉を行っていた。ベルルスコーニ名誉会長が不整脈の治療で緊急入院し、交渉は一時ストップしていたが、退院した5日に「30年の歴史に幕を下ろすときが来た。ミランをイタリア、欧州、世界の主役にできるところに売りたい」と明かした。

 数々のタイトルを手中にしてきたミランも近年は財政難からスター選手の獲得ができず、成績も低迷。昨季はリーグ7位と欧州リーグの出場権も逃していた。チーム再建に向けて新たな体制下で再始動するが、すでにミラン残留が濃厚だった本田の去就にも大きな影響を与えそうだ。

 ベルルスコーニ名誉会長が「新たな買い手によって2年間で4億ユーロ(約450億円)の投資が約束されている」と語ったように、新オーナーは豊富な資金を駆使し、積極的に大物選手の獲得に取り組む。新たな選手が加入すれば、誰かが押し出されるもので、昨季1得点と不振だった本田が“構想外”になる可能性は高いと言える。

 本田は5日、自らが実質的なオーナーを務めるSVホルン(オーストリア)の親善試合を視察するために渡欧したが、日本滞在中、今後の去就について「まだわからない」と発言しており、欧州各国リーグの移籍期限となる8月末まで、その動向が注目を集めそうだ。

最終更新:7月6日(水)12時45分

東スポWeb