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ゲームの技術が家電に! CRIの音声ミドルウェアがシャープのヘルシオに採用

ファミ通.com 7月6日(水)15時12分配信

●クリアーな音声発話で、わかりやすく調理をサポート
 CRI・ミドルウェアが提供する音声ミドルウェアが、シャープのウォーターオーブン“ヘルシオ”の音声発話に採用された。

 採用されたのは、CRIの音声ミドルウェア『かるイイ音(かるいいね)』。

 ヘルシー調理家電として高い人気のヘルシオは、音声対話により毎日の献立選びを相談できる家電。そんなヘルシオにCRIの音声ミドルウェア『かるイイ音』が採用されたことで、ヘルシオのクリアーな音声発話が実現する。

 以下、リリースより抜粋。

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 採用されたのは、CRIの音声ミドルウェア「かるイイ音(かるいいね)」です。
「かるイイ音」は、低価格なワンチップ・マイコンで高音質かつ負荷の軽い音声再生を可能にするミドルウェアです。従来、高性能なマイコンが必要とされる、人の声を使った音声発話も、「かるイイ音」であればワンチップ・マイコンで実現可能です。ソフトウェアによる音声再生なので部品コストを削減できるうえ、音声データのフォーマットには、CRIの高圧縮・高音質・低負荷 音声コーデック「HCA(High Compression Audio)」を使用しており、家電用のアナログ音声の場合でADPCM の3 倍の音声データをマイコン上に保存できるという利点もあります。

 ヘルシー調理家電として高い人気のヘルシオAX-XW300 は、音声対話により毎日の献立選びを相談できる家電です。使い手の言葉を理解して、その時々の暮らしにぴったりのアドバイスをしてくれます。例えば、本機に「今晩、何作ろう?」や「冷蔵庫に豚肉と卵があるけど何か作れる?」などと相談すると、AI(人工知能)が季節や天気、調理履歴などを考慮して、クラウド上にある豊富なレシピの中から、おすすめのメニューを提案します。家族の嗜好を相談内容や利用状況から、AI(人工知能)が自動的に学習していくので、使えば使うほど、我が家に合ったヘルシオに成長していきます。

 CRIは、音声ミドルウェア「かるイイ音」によって、ヘルシオのクリアな音声発話を実現しました。

■軽量・高音質サウンド再生ミドルウェア「かるイイ音(かるいいね)」
「かるイイ音」は、CPU に負荷をかけずに音質の良いサウンド再生を実現する、組込み機器向けのサウンド再生ミドルウェアです。
 通常、家電や産業機器、医療用機器といった組込み機器では、音声アラームや音声ガイダンスなどは付属機能であることが多く、機器のリソースやスペースを多く奪わないことが求められます。そこでCRIは、長年ゲーム開発向けに研究開発・提供してきた音声圧縮技術や効率的音声再生の技術を、リソースが限定される組込み機器の開発環境で使用できるようにシンプル化しました。それが「かるイイ音」です。

・コスト削減と省スペースを実現
「かるイイ音」はアンプを必要とせず、マイコンとFET のみで音声を再生します。アンプIC やアナログ電源用IC といった部品が不要となり、大幅なコスト削減と省スペースを同時に実現します。
・短期間での評価・実装を実現
「かるイイ音」の音声再生に必要なのは、マイコンと汎用的なFET、およびミドルウェアのSDK(ソフトウェア開発キット)のみです。ミドルウェア評価から実装まで短期間で実現します(通常、評価は1~2日で可能です)。

■高圧縮・高音質・低負荷 音声コーデック「HCA」
 「かるイイ音」の音声データは、CRIが独自開発した高圧縮・高音質・低負荷 音声コーデック「HCA」を使用しています。「HCA」は、一般的なMP3やAACを上回る音質と圧縮率(高音質で1/24まで圧縮可能)でありながら、CPU負荷はこれらの音声コーデックより低く、アプリケーションソフトの動作に影響を与えるCPU負荷変動も小さく安定していることが特長です。再生に要するメモリサイズが小さく組み込みやすいこと、一般の音楽再生ソフトでは再生されない暗号化機能によってコンテンツの保護ができることなども高く評価され、2010 年のリリース以来、高音質で扱いやすい音声コーデックとして、家庭用ゲーム、スマートフォンゲーム、遊技機、家電や業務用機器といった組込み機器などの音声再生に、幅広く活用されています。

最終更新:7月6日(水)15時12分

ファミ通.com