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野々村被告に猶予付き有罪判決 判決直前にはブログで謝罪

デイリースポーツ 7月6日(水)14時39分配信

 政務活動費913万円をだまし取ったとして、詐欺罪などに問われた“号泣元県議”こと元兵庫県議の野々村竜太郎被告(49)の判決公判が6日、神戸地裁で開かれた。佐茂剛裁判長は懲役3年、執行猶予年(求刑懲役3年)の有罪判決を言い渡した。

 この日は白い紙袋を手に入廷。髪は頭頂部以外は短く生えており、裁判ではおなじみとなったメガネ姿。白い半袖ワイシャツに濃いグレーのズボンを着て、緊張した様子。証言台に立つ際、「もっと中央に寄って」と指示され、ぎこちない動きで小刻みに移動。判決に聞き入った。

 野々村被告は、裁判開始の2時間半前の6日正午に自身のブログに「県民の皆様」と題した文面を投稿。「私は、深く反省し、心より謝罪し、二度とこのような事件を起こさないよう、誓約致します。大変申し訳ございません。」と謝罪文を掲載していた。

 今年1月の初公判以降、3度の公判では「解離性健忘症の可能性」を主張し、政務活動費に絡む質問に対しては、単純質問も含め150回以上「記憶にありません」「覚えてません」との主旨の答弁を貫いた野々村被告。法廷で診断書は提出されなかった。

 一方、4月の求刑公判以降は、毎日深夜0時にブログを更新し、兵庫県議時代の自身の議会での発言内容をアップし続ける謎の行動も。ブログのプロフィールには「野々村竜太郎(本人)@冤罪」と記載し、自己紹介として「県民の皆様に謝罪し、ブログ更新がマスコミのニュースになり、精神科通院治療中で、冤罪で判決を待つ多様な性格や経験を持ち、マスコミの監視や暴力に怯えながらも、皆様のお役に立ちたい野々村竜太郎です!」と記していた。

最終更新:7月6日(水)16時32分

デイリースポーツ