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東レの韓国工場が完工 中国にPPS輸出へ

聯合ニュース 7月6日(水)21時42分配信

【群山聯合ニュース】繊維・化学メーカーの東レが韓国南西部、全羅北道群山市のセマングム産業団地内に建設した工場の完成式が6日行われ、日覚昭広社長や韓国産業通商資源部の周亨煥(チュ・ヒョンファン)長官などが出席した。

 同工場では東レの韓国子会社、東レ尖端素材がポリフェニレンサルファイド(PPS)樹脂と呼ばれる工業用プラスチックを生産する。韓国はこれまでPPSをすべて輸入に頼っていたが、国内で確保できるようになる。

 日覚社長は完成式で、PPSは東レの事業戦略において重要な次世代素材であり、工場の完成により東レがPPS分野で世界ナンバーワンのメーカーになると話した。

 東レの日本国内の工場と今回完成した群山工場を合わせると、PPSの生産能力は年間2万7600トンとなり、競合他社を抜いて世界1位になる。PPS市場の世界シェアで25%を占めるという。

 東レが同団地に工場を建設したのは、主要市場となる中国を見据えているためとされる。韓国と中国の自由貿易協定(FTA)により、6.5%の関税が昨年のFTA発効から5年以内に無関税になり、地理的利点により運搬費用も節減できる。

 日覚社長は、物流、FTAの状況、コスト、インフラ設備、電力供給条件、廃水処理環境、優秀な人材を確保できる条件、韓国政府の待遇政策などを検討した結果、工場を建設することになったと説明した。

 周長官は式で「東レのPPS群山工場はセマングム団地内における初めての外国人投資企業の工場であり、韓中FTAの効果」と述べた上で「PPS樹脂は電気自動車(EV)や燃料電池車(FCV)などエコカーの軽量化素材として人気が高く、需要の急増が期待される」と説明した。

 東レ先端素材は2018年までに群山工場を増設し、PPSの年産能力を現在の8600トンから1万7200トンに引きあげる計画だ。

 同社の李泳官(イ・ヨングァン)会長は「20年までに売上高5兆ウォン(約4313億円)、営業利益5000億ウォンを達成する」と話した。同社の昨年の売上高は2兆798億ウォン、営業利益は1290億ウォンだった。

最終更新:7月6日(水)21時45分

聯合ニュース

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