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起きているけど泣いていない赤ちゃんとのコミュニケーション

ベネッセ 教育情報サイト 7/6(水) 10:00配信

育児書には、泣いたときの対応は書かれていますが、赤ちゃんが泣いていないときの対応はあまり書かれていません。赤ちゃんが泣いていないとき、ママ、パパはどんな対応すればいいのでしょうか。

起きているけど泣いていない赤ちゃんへの対応は?

赤ちゃんが泣き出したら、おっぱいやミルクをあげたり、オムツを替えたり、抱っこをしてあげるなど、赤ちゃんの欲求を察して、赤ちゃんにかまってあげます。
でも、「赤ちゃんが起きているけど、泣いていないときはどうすればいいの? 放っておいてもいいの?」という疑問を抱くママが多いのだとか。

たしかに、育児書には、泣いているときの対処法は書かれていますが、起きているけど泣いてもいない赤ちゃんへの接し方についてふれられているものは少ないようです。 泣いていない赤ちゃんは、静かでそのまま放っておいてもいいのかな…?と思うママも多いようですが、泣かなければ放っておいてよいというものではないのです。

赤ちゃんが泣いたときは、赤ちゃんからの投げかけから始まるコミュニケーションですが、赤ちゃんが泣かないときでも、ママやパパから赤ちゃんにコミュニケーションをとるようにしましょう。といっても、赤ちゃんにはどんなコミュニケーションをとればいいのでしょうか。

スキンシップは学習にも効果的

「生まれてすぐの赤ちゃんはまだあまり視界がはっきりしていませんが、耳は妊娠5ヵ月の頃から聞こえます。なので、「まだお話ができない、生まれて間もない赤ちゃんにも、「今日はいいお天気だね~」とか「大きくなったね~」「そろそろおなかが空いてきたかな~?」「パパは何時頃帰ってくるかな~?」など話しかけてあげて」、というのは、「3・3産後サポートプロジェクト」のぼうだあきこさん。
また、声かけだけでなく、触ってあげることも赤ちゃんとのコミュニケーションになるそうです。

脳は、皮膚から目覚めると言われるそうです。声をかけたり、触れるなどスキンシップをたくさん行うことで、愛情ホルモンと言われる「オキシトシン」が分泌されます。このオキシトシンには学習効果があると言われています。
また小さいときにたくさんスキンシップをしておくと、オキシトシンが分泌されやすい体質になるそうですよ。将来の学習にもよい効果をもたらしてくれるのでは?
ちなみにオキシトシンは、スキンシップ開始後10分くらいすると出てくるそうです。1時間に10分でよいそうなので、赤ちゃんを抱っこするなどスキンシップをとることで、オキシトシンの分泌が促進されます。オキシトシンが分泌されると、愛着関係が深められたり、情緒を安定させる効果もあるそうなので、しっかりスキンシップをとりたいですね。

産後1ヵ月健診でOKが出たら、赤ちゃんを抱っこしたり、ベビーカーに乗せて家のまわりを5分でも10分でもいいので、お散歩するのもおすすめです。家の中では環境が変わらず、刺激が少ないですが、外へ出れば、空気も景色も音もその時々で変化します。昔は赤ちゃんが泣いたら、外へ出たものです。最近は、周りの目を気にして、「泣いている子を外に出すなんて…」というパパやママもいますが、世の中そんなに冷たい人ばかりではありません。外に出ることで、赤ちゃんは泣きやみ、外の刺激は赤ちゃんの成長、発達にもよく、ママの気持ちも落ち着くなど、メリットがいっぱい。赤ちゃんとのコミュニケーションに散歩を取り入れてみましょう。

泣いていないから放っておいて大丈夫…ではなく、いつも赤ちゃんによい刺激を与えてあげることが、赤ちゃんの発達にも大切。積極的に声かけ、スキンシップ、散歩を取り入れて、赤ちゃんにかまってあげてくださいね。

参考:
「幸せになる脳はだっこで育つ。-強いやさしい賢い子にするスキンシップの魔法」山口 創 著(廣済堂出版)

ベネッセ 教育情報サイト

最終更新:7/6(水) 10:00

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