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ヒドすぎて伝説となった淡路島フェスで「女神」と呼ばれたアイドルに学ぶ逆境力

BuzzFeed Japan 7月6日(水)10時24分配信

前夜祭も合わせ、5月27日~29日の3日間開催されたアイドルフェス「ガールズ・ポップ・フェスティバル in 淡路島」。あまりの惨状からTwitterでトレンド入りを果たし、たっぷりの皮肉を込めて「伝説のアイドルフェス」と呼ばれている。そんな淡路島のフェスで、常に前向きな笑顔で「女神」と呼ばれたアイドルが寺嶋由芙さんだ。
【BuzzFeed Japan / 徳重辰典】

アイドル専門レーベル「フォースミュージック」が主催したアイドルフェスは、当初アイドル100組が参加すると発表されていた。

だがイベント直前になっても、その半分の51組しか発表されない。開始3日前になって「のべ100組」と急きょ表記を変更。針千本のまされるレベルだ。参加アイドルに対しても、宿泊先やタイムテーブルの連絡はなし。開催日が近づくにつれ、アイドルの出演キャンセルが相次ぐ。

フェス参加が決まっていた寺嶋さんの元に、宿泊先の情報が届いたのは、参加する前夜祭イベント前日だった。

イベントはあるんだろうかと心配も募ったが、寺嶋さんは「始まる前からこれだけ話題になるイベントもないので、絶対辞退しないって心に決めました」と前向きに捉えた。

前夜祭からとんでもない事態が続々

前夜祭当日。淡路島に向かおうとした寺嶋さんたちをいきなり異変が襲う。
「淡路島に向かう関係者用のバスに乗ったら、40人乗りのバスに私とマネージャーだけでほぼ貸切だったんです」

普通なら誰かアイドルは乗っている。明らかに異常事態だが、寺嶋さんはここでも前向きに考えた。

「私、ゆるキャラが大好きだったんですけど、貸切だったので淡路島のサービスエリアに寄り道してもらって、ゆるキャラと写真撮りました」

たどり着いた淡路島の前夜祭会場は800人ほどが入る大きなホール。寺嶋さんはマイクチェックなどリハーサルができないかと頼み、運営側から告げられた16時に会場に向かうと…。そこには既に客が入っていた。

予想外の事態だったが、寺嶋さんは前向きに公開リハを楽しんだ。本番が始まると、集まったお客さんは前列3列に固まり「人数は100人いたかな」というほど。会場はガラガラだ。

「伝説はじめましょうね!」

そのかけ声とともに寺嶋さんはライブをスタートさせた。

「この前夜祭にたどり着いた人は勇気があるオタク。彼らに伝説と感じてもらえる、ここまで来て良かったと思えるライブにしたいと思ったんです」

ファンの数が少ないことを活かし、ファン一人ひとりに何度も目線を送る。さらにステージから客席に降りてパフォーマンス。アイドルとの距離の近いライブにオタクたちも笑顔だ。

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最終更新:7月6日(水)21時15分

BuzzFeed Japan

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。