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夏休みの旅行最大7割引き 「九州ふっこう割」盛況 佐賀

佐賀新聞 7月6日(水)11時32分配信

 夏休みの旅行予約がピークを迎える中、熊本地震からの観光復興に向け、国の補助で7~9月分の宿泊費などが最大7割引きになる「九州ふっこう割」が、その主役に躍り出ている。1日に始まった旅行会社のインターネット予約サイトによる販売では、売り切れになる商品が続出。旅行会社も休日返上で窓口を開くなど対応に追われている。

 九州ふっこう割は、九州各県が旅行会社に割引商品の企画・販売を依頼する一方、旅行会社が割引額の一部を助成金として受け取る仕組み。割引率は熊本、大分で最大7割、その他の九州5県は最大5割となる。

 ネット販売は絶好調で、予約サイト「じゃらん」では、熊本県内の旅館宿泊が2万円お得になるクーポン(先着1万セット)などが“完売”。「楽天トラベル」など他の予約サイトでも、高額な割引きサービスが受けられるクーポンから売り切れが続出している。

 店頭販売も人気で、日本旅行佐賀支店では、ふっこう割を組み込んだ大分行きの商品が6月29日の先行予約から3日で完売。西鉄旅行佐賀支店でも4日に発売した大分県行きの商品が即日完売した。担当者は「これほど反応があるとは思わなかった」と語る。

 JTB九州佐賀支店は大分・福岡行きの商品の販売を5日から開始。通常火曜は定休日だが、臨時で窓口を開けて対応し、「朝から電話の問い合わせが続いている」と話す。

 夏休みの旅行予約全体としては、テロなどを心配して海外を回避する動きがあり、昨年に続き「安近短」の国内旅行が主流に。関西地区が注目で、新アトラクションを導入したユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)や、あべのハルカスのある大阪、神戸、京都が好調だ。ディズニーランドや沖縄、北海道なども例年通りの人気を保っている。

 海外は比較的治安のいい東南アジアやハワイが根強い人気で、今春就航した福岡空港のフィンランド直通便を利用したツアーも引き合いがあるという。

最終更新:7月6日(水)11時32分

佐賀新聞