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金利差0.3%でも「住宅ローン借り換え」のメリットはあるのか

マネーの達人 7月6日(水)5時11分配信

一般的に、

「ローン残高が1000万円以上」
「返済期間が残り10年以上」
「借り換えるローンとの金利差が1%以上」

のいずれかに当てはまる場合、借り換えメリットがあると言われています。

ここ数年内に変動金利で借り入れをしていた場合、

店頭金利2.475% - 優遇金利1.7 = 0.775%(平成26年~) 
店頭金利2.475% - 優遇金利1.6 = 0.875%(平成24年~)
店頭金利2.475% - 優遇金利1.5 = 0.975%(平成23年~)

このあたりの金利水準の人も少なくないでしょう。

平成28年6月時点で最も低い金利水準は、変動金利で0.5%位なので、上記のような数年前に低い変動金利で借りている人は、借り換えで1%以上の金利差も出ません。

では、金利差が1%もない場合、借り換えのメリットはないのでしょうか。

本コラムでは、最近の相談から金利差0.3%で借り換えを行ったケースを取り上げ、借り換えメリットがどの程度出るのかを見ていきたいと思います。

【Before】
新規借入:平成24年5月
返済期間:35年
借入金額:3000万円
変動金利:0.875%
月返済額:8万2949円
総返済額:3485万(利息485万円)


【After】
借換時期:平成28年5月
返済期間:31年
借入金額:2702万円(残債分)
変動金利0.575%
月返済額:7万9318円
総返済額:2951万円(利息249万円)

このように、金利が0.3 %下がったことにより、月の返済額が3631円、利息は136万円減りました。

(参考)
485万円(借換前の利息) - 100万円(既に支払った4年分の利息) = 385万円
385万円 - 249万円(借換後の利息) = 136万円

諸費用分も考えると、借り換えには、繰上返済手数料、融資事務手数料、保証料、印紙代、登記費用といった諸費用もかかります。

今回のケースでは、諸費用が約80万円かかったので

136万円 - 80万円 = 56万円

となり、56万円の借り換え効果となりました。

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最終更新:7月6日(水)6時1分

マネーの達人