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古河電工、メキシコのハーネス工場増設

鉄鋼新聞 7月6日(水)6時0分配信

 古河電工はメキシコ中部に自動車用ワイヤハーネス工場を増設し、今秋から量産を始める。中米地域で生産する日系自動車会社の新規車種で受注を獲得しており、その対応が狙い。既存工場をレンタルして生産設備を導入。投資金額は数億円規模となる。増設工場の建屋面積は9千平方メートルで、約1200人を雇用する計画。

 ワイヤハーネスは手作業の工程が多く、工場は労務費が安価な地域が中心。比較的人件費が安い同国では、地理的にメリットが出る北米や中米向けなどの製品を主に製造している。同社では米州を中国や東南アジアと並ぶ注力地域の一つに位置付け事業を展開。自動車部品事業部門では既にメキシコに四つの工場を有しており5工場目が新たに稼働する。
 増設するのは同国グアナフアト州に立地する現地法人フルカワ・オートモーティブ・システムズ・メキシコ(FASM)の第2工場。人員を効率的に確保するため、既存工場から数十キロ離れた工場を賃借した。既にFASMでは1300人が勤務。新工場の開設と増員で同社の人員は2500人まで増える。第2工場の土地には建屋の増設余地も確保している。電線はベトナム拠点からの輸入や現地調達で賄う予定。

最終更新:7月6日(水)6時0分

鉄鋼新聞