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ロッテ涌井、元同僚・岸とエース対決で快投 「チームが勝ったことが全て」

Full-Count 7/6(水) 9:10配信

気迫の投手戦で9回1失点、伊東監督も絶賛「あの投球を見て、みんながひとつになれた」

 ロッテ涌井と西武岸。ライオンズの同僚として競い合った2人が5日、チームが分かれて初めての投げ合いに挑んだ。

【動画】観客も熱狂…ロッテ・涌井が9回に投じた渾身の150キロ!

 それぞれがエースとしてのプライドと意地をぶつけ合う、見どころ満点の投手戦。「いい試合だった。ワク(涌井)も我慢の投手戦で、しびれるような展開。9回は素晴らしかった。今日は落とせないという、あの投球を見て、みんながひとつになれた」。ロッテ伊東監督は今季5度目のサヨナラ勝ちの結果以上に、涌井の投球を絶賛した。

 4回に秋山の二ゴロ併殺打の間に同点にされたが、9回を投げ切り117球7安打1失点の無四球ピッチング。圧巻は9回。1死から金子侑、栗山に連打されたが、秋山をカットボールで空振り三振にとると、4番の中村は2球で追い込み、3球勝負。渾身のアウトロー150キロの速球で見逃し三振に切ってとった。その瞬間、ポーカーフェースがトレードマークの涌井がガッツポーズで気迫をむき出しにした。

「待ちに待っていた」岸も好投、最後はロッテが勝利で涌井は「次のチームが勝てる投球を」

 2013年までチームメートだった岸とはオフの自主トレも一緒にする仲。涌井との対戦を「待ちに待っていた」と、岸も最速148キロの速球とチェンジアップ、カーブでロッテ打線に勝ち越し点を許さず、8回1死満塁では清田を遊ゴロ併殺で延長戦に突入した。

 西武は負ければ二ケタ借金、3位転落のロッテはソフトバンクが敗れ、日本ハムが11連勝の結果に、絶対に落とせない試合だった。

 試合は2人が降板したあとの延長10回、西武の3番手・増田からナバーロがサヨナラ打を放ち、ロッテが勝利。「チームが勝ったことが全てです。何とか粘りのピッチングが出来たと思う。次もチームが勝てるピッチングをしたい」。広報にコメントを残しただけで、涌井は早々に球場を後にした。だが、6連戦の初戦で、しかも今週末の日本ハム戦(札幌ドーム)を前にロッテは大きな白星を手にした。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

最終更新:7/6(水) 9:16

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