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「野球は守備から」 過去5年で明確な結果、上位争いに堅実な守備は必須!?

Full-Count 7/6(水) 15:36配信

強いチームは本当に失策が少ないのか? 過去5年のパ・リーグの結果は…

 おそらく、野球ゲームをやる際には守備力よりも打撃力を優先するプレイヤーが多いことだろう。中には守備力の高い選手ばかりで固めるプレイヤーもいるかもしれないが、やはり守備力よりは攻撃力という方が多いのではないだろうか。

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 現実のプロ野球の世界では、「センターラインが重要」であるとか、「キャッチャーが扇の要」であるとか、「守備は野球にとって非常に重要なものである」だとかはよく耳にする。でも、それは本当の話なのだろうか。

 極端な話、1点も取られなければ負けることはない。つまり1点さえ取れれば勝てるという状況ならば多数の戦略が生まれ、色々な攻め方で1点を奪いにいけるのだ。

 そこで重要になってくるのが、予期せぬ失策で相手に流れや点を与えないことである。痛恨の失策で試合を落としてしまっては、その試合だけでなく、翌日の試合以降にも影響を与えかねない。そうなると、シーズンの失策数が多ければ多いほど、チームに嫌な空気を持ち込んでしまい、チームの浮上の好機を逃してしまうことになる。

 では、本当に強いチームは失策が少ないのであろうか。過去5年のパ・リーグの失策数を調べてみた。

<過去5年の最少失策チーム一覧>

【2011年】 福岡ソフトバンク
→失策51(最少)リーグ優勝、日本一

【2012年】 北海道日本ハム
→失策72(最少)リーグ優勝

【2013年】 楽天
→失策63(最少)リーグ優勝、日本一

【2014年】 オリックス
→失策63(最少)リーグ2位

【2015年】 福岡ソフトバンク
→失策68(最少)リーグ優勝、日本一

今季の失策数が少ないのはやはり…

 この結果が出てしまっては、やはり守備が重要だと言わざるを得ない。過去5年のうち、4シーズンでリーグ最少失策数のチームが優勝を果たしている。唯一逃してしまった2014年のオリックスに関しても、2位でシーズンを終えているように、上位に入るにはまずは守備を重要視していく必要がある。ちなみにセ・リーグも過去5年のうち、3シーズンでリーグ最少失策数のチームが優勝している。

<今季のパ・リーグチーム失策数一覧>

【北海道日本ハム】→失策数33

【福岡ソフトバンク】→失策数37

【楽天】→失策数44

【千葉ロッテ】→失策数46

【オリックス】→失策数59

【埼玉西武】→失策数67

※7月5日終了時点での数字

 今季の7月5日までのチーム失策数は上で述べた通り。順位こそ逆であるが、やはり北海道日本ハム(順位は2位)と福岡ソフトバンク(順位は1位)の上位2チームは失策数も少ないということが分かる。なお、セ・リーグの失策数最少チームは東京ヤクルト(順位は2位と2差の5位)で、次に少ないのが広島(順位は1位)という結果になった。

 シーズンも半分以上の試合を消化し、残りは60数試合ほど。チームの補強などは今月いっぱいで完全終了となるが、上位進出への切符を手にするには、守備力をしっかりと見つめ直す必要がある。「野球は守備から」という言葉を念頭に置いてシーズンを戦っていくことが重要になりそうだ。

(記事提供:パ・リーグ インサイト)

「パ・リーグ インサイト」編集部 松下雄馬●文

最終更新:7/6(水) 17:08

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