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ロズベルグの代理人ゲルハルト・ベルガー「同士討ちはF1契約交渉には影響しない」と主張

オートスポーツweb 7月6日(水)13時31分配信

 ニコ・ロズベルグの契約交渉代理人を務めるゲルハルト・ベルガーによれば、オーストリアで起きたルイス・ハミルトンとの同士討ちが、ニコの契約交渉に影響を及ぼすことはないという。

ハミルトンとの接触でフロントウイングを破損したロズベルグ

 レースの最終ラップに起きたハミルトンとの衝突は、スチュワードによる審議の対象となり、ロズベルグに10秒のタイムペナルティとペナルティポイント2点が科せられる結果となった。 

 今季末にメルセデスとの契約が切れる彼は、折しもチームと契約延長についての交渉中だ。来季もメルセデスにとどまることが決まれば、ロズベルグは2010年の加入以来、このチームで8年目のシーズンを迎えることになる。

 契約の延長に関して、彼は「これから何年でも」メルセデスにいたいが、新契約の締結を急いではいないと語っていた。また、特定のマネージャーを持たない彼は、今回の契約交渉にあたって、代理人としてベルガーを雇っている。

 オーストリアでの一件が契約交渉に影響を及ぼすのではないかとの質問に、ベルガーは次のように答えた。
「いやいや、そんなことはない。それは近視眼的な考え方というものだよ。あるドライバーがレースで抜群に良い仕事をしたことと、その最終ラップで起きたことは、ふたつの違う出来事だ。これはレースだからね。私はニコに落ち度があったとは思わないし、ルイスに落ち度があったとも思わない」

 同様にメルセデスのボス、トト・ウォルフも、ロズベルグとの契約交渉に関して、この件によって何かが変わるということはないと明言した。
「ドライバーとの契約をどうするかは長期的な判断であり、レース中のひとつの出来事によって影響されることはない」



 ライバルであるレッドブルのチームボス、クリスチャン・ホーナーは、あのクラッシュが起きたことで、メルセデスは今後もロズベルグとハミルトンのコンビをキープすべきかどうか、再考せざるを得ないのではないかとほのめかした。
 いっぽう、ロズベルグ本人は、もうハミルトンとはチームメイトとしてやっていけないと思うかとの質問に、「チームの編成は僕が考えることではない。僕はレースのことだけを考えるつもりだ」と答えている。

 また、ウォルフは、チームオーダーを導入するか否かについて、近日中にじっくり考えてみるつもりだと語っている。これについてベルガーは、どうしても必要な場合に、最後の2~3周に限ってチームオーダーを出すのなら、決して悪いことではないだろうと述べた。

「チームとして、最終ラップにあのようなことが起きないようにしたいと考えていて、2台が距離的に近いところを走っている場合には、『ポジションをキープしろ』と伝える必要がある。今回のような出来事を未然に防ぐには、そうするしかないからだ」

「レースの10周目とか20周目で、早々とチームメイト同士の順位を変えないように指示すれば、それは誰も快く思わないだろう。だが、今回のようにワンツーでレースをリードしているチームが、最終ラップに入ってからドライバーに『ポジションをキープしろ』と指示するのなら、人々の理解もずっと得やすいはずだ」

[オートスポーツweb ]

最終更新:7月6日(水)13時32分

オートスポーツweb