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縄文人に思い重ね航海 小矢部・大谷中生徒が縄文丸木舟体験

北日本新聞 7月6日(水)16時24分配信

 縄文人がヒスイを求めて丸木舟で航海した可能性があることにちなんで、小矢部市大谷中学校の1年生が6日、クロスランドおやべの池「オアシスの海」で、「縄文丸木舟」に乗り、ミニ航海を体験した。縄文人の生活に思いをはせ、わくわくしながらかいを操った。

 小矢部市再発見をテーマにした総合的な学習の縄文コースの生徒20人が参加し、地元の桜町石斧の会(山本護会長)が協力した。

 市内の桜町遺跡からはヒスイのまが玉が見つかっている。山本会長はヒスイ産地の新潟県糸魚川市まで縄文人が取りに行った可能性があることや、そのことを検証しようと桜町石斧の会で2006年、縄文丸木舟を作り、小矢部川から日本海を経て糸魚川市まで約110キロの航海を成功させたことを説明。生徒に「夢やロマンを持ってほしい」と呼び掛けた。

 生徒は4人1組で縄文丸木舟(長さ7メートル、幅0・7メートル、重さ247キロ)に乗り、かいをこいで池を1周した。あいにく風が強く、流されて岸にぶつかることも。不安定な舟にドキドキ感も味わいながら航海を楽しんだ。藤村凌雅さんは「ぐらぐらして少し怖かった。縄文人がよく110キロも航海できたなとびっくりした」と話し、箭原和(なごみ)さんは「ちょっと縄文人の気分に浸れた」と笑顔を見せた。

 大谷中の体験の後、広く参加を募った大人の部の体験会も初めて行い、市観光協会職員らが航海を楽しんだ。

北日本新聞社

最終更新:7月7日(木)16時18分

北日本新聞