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短冊ずらり3800枚 熊野古道に七夕飾り

紀伊民報 7月6日(水)16時45分配信

 和歌山県田辺市中辺路町近露、近露王子そばの熊野古道沿いにある旅館「お宿 月の家」の庭や軒先などにたくさんの七夕飾りがお目見えした。宿泊客らが願い事を書いた短冊を保存しながら毎年設置。今年は約3800枚に上り、旅館が風になびく色とりどりの短冊に包まれている。

 旅館主人の尾崎修一郎さん(70)によると、古道沿いを彩りたいと長年続けている。短冊は5年前は約500枚だったが「もっと華やかにしたい」として年々増やしているという。

 短冊は雨にぬれないよう一枚一枚をビニール袋に入れており、4月ごろから妻の翠さん(69)と一緒に袋に入れるなどの準備を始めた。短冊を取り付けた竹は高さ5~8メートルで今年は6本。地域住民4人や地元の小学生3人も竹を調達したり飾り付けをしたりなどして協力し、4日に作業が終わった。

 短冊は赤や青、黄色などで大きさは縦25センチ、横5センチ。「家族がずっと幸せでありますように」「もう一度来られますように」といった願い事が書かれており、英語など外国語で記されたものもある。

 尾崎さんは「準備するのは大変だが、写真愛好者も楽しみにしてくれており、短冊5千枚を目指してこれからも続けていきたい」と話している。

 七夕飾りは15日ごろまで飾る予定。

最終更新:7月6日(水)16時45分

紀伊民報