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寒河江、稚内、夕張…能町みね子が好きな場所の共通点は「寂れ」

M-ON!Press(エムオンプレス) 7月7日(木)7時18分配信

コラムニストの芳麗さんが、大人の女性を美しくする“音楽と本”について毎回ゲストと語り合う『andGIRL』の人気連載「芳麗の[本と音楽の話]Cafe」。

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今月のゲストは、漫画家・文筆家の能町みね子さん。著書『「能町みね子のときめきデートスポット」略して「能スポ」』について、お二人の話が盛り上がりました。

* * *

芳麗:『能スポ』の中では、“死にそうな場所”が好きって書いていらして、すごく面白いなと。

能町:あまのじゃくなのかなと(笑)。絶対に観光地にはならないだろうっていうところに行ってみたくて。『能スポ』は関東近郊を選んでいるから、誰もいない場所はなかなかないけど。

芳麗:私は田舎出身なので、こういう土地も想像はできるけど。能町さんが選ぶのは、後に流行りそうでもない場所だなと(笑)

能町:“後に流行りそうでもない”って、いいフレーズですね(笑)。

芳麗:「オレは寂れた街が好き」って言いつつ、京成線の立石(*)みたいに“流行の兆しがある寂れ”が好きな人もいますよね。でも能町さんが好きなのは、能町さんがスポットを当てない限り永遠に日の目をみなさそうな(笑)。たとえば、山形なら、銀山温泉ではなく、寒河江とか。

能町:寒河江いいですねぇ(笑)。

芳麗:他にお好きな土地は?

能町:北海道の稚内はすごく好きです。観光地ではあるけど、ホント、隅っこ感が強くて。たまの観光客も、ライダーが多いんです。バイクで最北端をツーリングするのが目的だから、街は観光しないし。寂れてます。

芳麗:北海道って広いし、札幌以外はだいたい寂しいですよね。

能町:ええ。夕張も行きましたけど、あれは、もう限界の寂れでしたね。

芳麗:限界の寂れ(笑)。

(*)昼から飲める立ち飲み屋台が並び、寂れつつも若者にも流行。

※『andGIRL』2016年7月号

最終更新:7月7日(木)7時18分

M-ON!Press(エムオンプレス)

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。