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【香港】6月の香港PMI1.8P下落、受注減など影響

NNA 7月7日(木)8時30分配信

 英金融情報サービスのマークイットが6日発表した6月の香港購買担当者指数(PMI・季節調整済み)は45.4となり、前月から1.8ポイント下落した。受注減などが数値に響いた。景気判断の節目となる50を16カ月連続で割り込んだ。
 生産量と新規受注量の減少ペースは15年8月以来最大。新規受注量の減少は15カ月連続となった。中国本土からの新規受注量の減少が目立ち、生産量に響いた。一部の対象企業は内外経済の低迷による影響を受けたと答えた。ただ企業の大規模リストラはまだ見られないという。
 生産の落ち込みに伴い、資材買い付けも減少。減少幅は前月を上回った。買い付けコストが減った結果、経費負担も縮小した。新規顧客の獲得に向けて、企業の間では製品の値下げ競争が進んでいる。
 マークイットのエコノミスト、アナベル・フィデス氏は、「6月の数値からは経済の下押し圧力が強まっていることが読み取れる。英国の欧州連合(EU)離脱決定を含め、世界経済の不透明感が広がる中、香港の民間企業による下半期(7~12月)の経営見通しはさらに悪化する」との見方を示した。
 PMIは景気指標の1つで、香港では企業約300社を対象に行ったアンケート調査の結果を基に算出している。50超が景気拡大、50未満が縮小を意味する。

最終更新:7月7日(木)8時30分

NNA