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ステーシー・ルイスがリオ五輪辞退の男子プロを痛烈批判

ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO) 7月7日(木)10時56分配信

女子世界ランキング8位のステーシー・ルイスが、8月の「リオデジャネイロ五輪」で男子のトッププレーヤーに辞退者が相次いでいることについて、痛烈に批判した。今季のメジャー第3戦「全米女子オープン」(カリフォルニア州コーデバルGC)開幕前日の6日(水)、公式会見で語った。

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今大会終了後の11日付の世界ランキングをもとにした五輪ランキングで決まる各国のリオ五輪代表だが、男子は今春から米国男子ツアーを主戦場とするトッププレーヤーが続々と欠場の意向を明らかにしている。

4月にアダム・スコット(オーストラリア)らが過密日程を理由に辞退。6月にはロリー・マキロイ(北アイルランド)、ジェイソン・デイ(オーストラリア)がジカ熱を懸念して出場をキャンセル。今月3日(日)には松山英樹も日本代表入りを辞退した。

一方、女子選手の辞退者は現段階でジカ熱を理由としたリーアン・ペース(南アフリカ)だけ。蚊が媒介するジカウイルスに妊婦が感染した場合、生まれた子どもが小頭症を発症する可能性があると言われているが、男子選手に辞退者が出ている現状についてルイスは「オリンピックにとって残念なこと」とコメント。「そもそもゴルフが五輪競技であるべきではないという人もいるが、国を代表して(五輪に)参加することは大変な名誉。ゴルフの位置付けを上げようとしないことは、恥ずべきこと」と批判した。

ルイスは米国の男女両ツアーの金銭的な“格差”を指摘。各試合の賞金額は2倍から3倍ほどのひらきがある。「大金のためにプレーする選手たちにとっては、(五輪に出ることで)失うお金があるんだと思う。シーズンの最後に1000万ドル(約10億円)を手にするチャンスがあったら、たぶん私のスケジュールも変わる」と、プレーオフシリーズ終了時の年間王者に対し、1000万ドルのビッグボーナスが与えられる米国男子ツアーのシステムを引き合いに出して、持論を展開した。

「私にとってはオリンピックで国を代表してプレーすることは、全米オープンなどのメジャーを勝つことと同じくらいの価値がある。金メダルはメジャー優勝に通じるもの。そこが男子と女子の違い」と会見を締めくくった。(カリフォルニア州サンマーティン/桂川洋一)

最終更新:7月12日(火)12時15分

ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)