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石川遼 腰痛離脱から5カ月ぶり復帰戦 ドライバーはマン振り脱却へ

デイリースポーツ 7月7日(木)6時59分配信

 「男子ゴルフ・日本プロ選手権日清カップ」(7日、北海道クラシックGC=パー72)

 腰痛で離脱していた石川遼(24)=カシオ=にとって、約5カ月ぶりの復帰戦。故障の要因となったドライバー重視のスタイルから大転換を図り、完全復活のスタートを切る。

 リラックスした表情そのままに、石川はしなやかにドライバーを振った。「飛距離は5ヤードくらい落ちている」。こだわっているのは距離ではない。変革途上の新スイングに、再出発の思いが凝縮していた。

 「同じスイングで再開したら、またけがをする。一新しなきゃいけない。スイングを変えざるを得なかった」

 今年2月、米ツアーのAT&Tペブルビーチ・プロアマ開幕前日に腰に痛みを覚えた。腰椎椎間板症重症と診断され、患部の炎症が治まるまで2カ月も要した。4月下旬にはアイアンでフルショットできるまで回復しながら、ドライバーを打てば痛みが戻ってきた。

 「いつになったら復帰できるんだ…。いや、待てよ」。ドライバーとアイアンで、自分自身のスイングが違うことに初めて気付いた。そこに、故障の要因と復帰への道筋を見出し、代名詞だった力感あふれるドライバーショットからの脱却を決断した。

 故障前に重くしていたシャフトは、90グラムから20グラム減。体重移動を抑え、ヘッドの重さに頼らず、「アイアンと同じスイング」に転換した。さらに、不安感を打ち消すだけの練習はやめた。「何が大事か。考え方が変わった」。故障、長期離脱を経て、リニューアルした石川が北の大地で復活の第一歩を踏み出す。

最終更新:7月7日(木)8時25分

デイリースポーツ